昨日から続いた日銀金融政策決定会合の結果が出ます。
恐らく、据え置きでしょう。なので、内容が焦点となります。もちろん金利、国外の景気に対する認識、物価、国内の景気に、新たな意見が出てくれば材料になると思われます。
米PPIも重要な指標であります。
そろそろFRBに金利利下げ止め論が出ている中、インフレの強さはそれに拍車をかけます。もし、PPIが予想以上であれば円安に動きやすいでしょう。強いインフレ⇒生活水準の低下⇒リセッション懸念⇒金融緩和の必要性⇒利上げまたは金利据え置きの必要性
そうなっていくでしょう。
あとポイントがもう1つ。
政府の社会保障国民会議は19日の雇用・年金分科会で、年金制度改革に関し、基礎年金部分を現行の社会保険方式から財源を全額税でまかなう「税方式」に移行した場合の財政試算を公表した。2009年度から移行する場合、消費税換算で必要な税率の引き上げ幅について、3.5―12%まで4通りを示した。政府が税方式も念頭に置いた長期試算をまとめたのは初めてで、社会保障や税制をめぐる改革論議が加速しそうだ。
年金制度改革をめぐっては、日本経済新聞社が1月に基礎年金の税方式への移行を提言。与野党や経済団体などからも導入を求める意見が出ている。(出所:日経新聞)
「消費税問題」です。
最大で17%になるとの試算が出てまいりました。外国資本の撤退があるため長期的に円安要因であります。これから観察していかないといけない問題であります。