連絡帳の書き方は、はっきりくっきりと | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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今、「連絡帳 書き方」で検索してこられる方がとても多いので、こちらの記事を 再アップです。


今、メールセミナーの一期の方は、「伝える」という内容のメールを受け取っておられます。

伝えるって、とても 奥が深いんですね。

たとえば、教員のときに 困ったのが こういう連絡帳デス。

「今朝 頭が痛いと言っていました。よろしくお願いします。」

体調が悪いのは 伝わってくるのだけど、どうしてほしいのかが わかりません。

・だから、体育を休みます

・体育は 本人の意思で やるかどうかを決めるようにいってあります

・心配なので、様子を見ていただけますか?

メッセージの目的が わかると ひとり言にならずに済みます。


こういのも困りました。

「落し物になっていたハンカチを見つけてくださって、ありがとうございました。

ぐちゃぐちゃで汚くなっていました。」

これは、私に 何を伝えたいのでしょう汗。(不快感むかっは ぐわ~っと伝わってきました)

・ハンカチが汚れているのだから、洗濯してから返してほしい

・落し物が見つかったなら、連絡帳に書いて知らせてほしい

・なぜ、お詫びがないの?、と 不満に思っている

いずれにしても 落し物は子どもの問題です。

担任に いろいろと言ってくるのは、筋違いなのねん。

でも、何か 一言 言わずには、いられなかったのでしょうネ。

だから、このメッセージの目的は おそらく「不快感を投げつけたい」となると思います。

連絡帳って 気軽に書きますが、正直なところ 返事を書く時間をねん出するのは とっても大変です。

毎日、給食を5分間で食べて、返事を書いていたころを 思い出します。やっちゃった;

丁寧に返事しすぎたのも よくなかったのでしょうね…。

こちらの 大変さが、伝わらなかったようです。

で、結論。

連絡帳は、簡潔に 何をしてもらいたいのか、何を期待しているのかが わかるように 書いてくださいね~☆

不快感を伝えたいなら、あとに残らない電話が おすすめですよ。(連絡帳はずっと残りますよね)

その場で、お互いの感情を すりあわせられますし、誤解がありません。

連絡帳は、はっきり くっきり 短く 本当に必要なときだけにネドキドキ