「ママ~!ボタンやって~!」
と ぐずっていました。
ママとしては、ボタンを留めることは すでにできるので、やらせたいと思ったようです。
「自分で やりなさい。もう、できるでしょう

子どもは、泣いています。
子どものためには、自分のことが 自分でできること 大事ですもんね。
そのママのお気持ち、よくわかります。
こんなとき、いろんな 選択肢がありますね。
・怒ってでも やらせる
・ボタンを留めるのを 励ましながら 待つ
・甘えたい気持ちを 受け止めて、留めてあげる
ほかにも いろいろありますね☆
どれが 正解というわけでは ありません。
こんなとき、いろんな考え方の切り口があります。
視点ですね。
たとえば、「目的は何か?」です。
ぐずる子に 無理にでも ボタンを留めさせたいと思う 目的は何か。
・自立に向けて、自分でできることは やらせたい
・できることを やろうとしない子どもに、甘えを感じて 腹が立つ。
・子どもが 自分の思い通りに 動かないので、怒ってでもコントロールしたい
それとも・・・?
ほかにも ありますね。
「そこから何を学ぶか」です。
・怒ってでも ボタンを留めさせる
→ 自分でできることは 自分でやる、という責任を学ぶ。
→ 気持ちを受け止めてもらえない、話を聞いてくれない、と 感じるかも しれない。
・ボタンを留めるのを 励ましながら 待つ
→ 自分で自分の気持ちと 折り合いをつけながら、自分のことは 自分でやることを学ぶ
→ 時間が ものすごく かかるかもしれないので、急いでいるときは 不向き。
・子どもの 気持ちを受け止める
→ ママが 気持ちを受け止めてくれる うれしさや安心感を学ぶ。
→ やりたくないときは、ぐずればよい、ということを学ぶかもしれない。
どちらも 一長一短ありますね。
こんな 視点もありますよ。
「本当にそうなのか?」
今 ボタンを留めてあげてしまったら、本当に 自立できない 子どもになるのか?
本当に 子どもを良くしたいという思いから、イライラしているのか?
他の選択肢は、本当に ないのか?
こんなのもありますね。
「直観で 考えて、どうしたらいいと思う?」
頭で考えるより、直観や ココロで感じたことの方が 当たっていること、多いですね。
まだまだ、まだまだ 視点って いろいろありますけどね。
コーチングって、いろんな角度で 物事を見ていくんです。
で、一番 大事なのはですね。
いずれにしても、お子さんを よ~く見ることですね。
育児書の 一問一答じゃなくてね、目の前の お子さんの 今ある事実を 見ること。
そして、どうするかは 自分で 決めるんですネ。
この「自分で決める!」というのも、コーチングのすてきなところ。
正解は、自分で 決めれば いいのねん。ね
