ママの通りに 子どもが動く
…って、そんな子 いないよ~

ママにも いろんなペースの人がいるように 子どもにも いろんなペースの子がいます。
ゆっくりめのお子さんだと イライラすることも あるでしょうね。
(ちなみに、うちの子も ゆっくりめ、マイペースです。だから、お気持ちは わかるわ~。)
子育てをする 第一関門は、自分の努力では どうにもならないものを 相手にする、ということかな、と思います。
特に、今まで 努力に 努力を重ねたタイプの方は その イライラを 大きく感じるようです。
努力する = 報われる
という 方程式が、通じないから。
子どもって、ママが 一生懸命 関わったからといって、マイペースが 直るわけではありません。
性格や、その子が もともと 持っているペースがあります。
ママの努力で なんとかなるとは 限らない存在です。
あたりまえだけど、自分と子どもは 違う人間なんですね。
だから、「どうして この子は…」と 嘆くのは、エネルギーのムダなの。
「どうして?」→ 「どうしたらいい?」に 変えていくしかないんですね。
そのためには、子どもを よく 観察すること。
自分が 子どもの行動を どんな風に 捉えているのかを 知ること。
たとえばね、うちのは娘は 今朝、自分の支度もしないで トイレ掃除をしてました(笑)。
・まったくも~。時間が ないのに
・楽しいんだねえ
捉え方は、私しだいです。捉え方によって、声かけの言葉も、違ってきます。
今日はですね~。ちょっと イラッ

「トイレ掃除、楽しそうだね。」「うん!」
「ママ、今 急いでるんだ。みっちゃんも そろそろ 支度をする時間だよ。何か手伝えることはありますか?」
自分ひとりで 掃除をしたい、とのことだったので、タイマーを置いておいて ピピピっと 鳴ったら終わり、という譲歩案を だしました。
多分、「まったくもーー!時間がないのに 何やってるの!!」と いきなり言ったら、ぐずったり、泣いたりして、結局 時間がかかります。
急がば回れ。
子どもの気持ちに 共感しつつ、促す方が お互いに ラクです。(← うちの場合は)
(たまに、「早くしなさーい」って 言うことも ありますけどね。

今、これを 読んで どう思いました?
「そんなの ムリ~。だって~…」
「じゃあ、できる範囲で 対応策を 考えてみようか」
「コーチング 学んでみたいなあ」
それとも 他のこと…?
それが あなたの捉え方です。
子育てって、自分と向き合う作業なのだと つくづく 感じますです~。