が、なんでも 一口は食べます。
それが、うちのルールだからです。
赤ちゃんのときから、乳製品や卵が入ったものは 異常に嫌がるので、
おそらく 体に合わないんだろうな、と思ったら、案の定 アレルギー。
ものすごく いやがるものは、無理に食べさせませんが、たいいのものは 口に入れさせます。
(今は、少しずつ アレルギーの値が下がってきて、いろいろと 食べられるようになりました。
体って、うまくできてますね。)
お野菜は、あまり 好きではないようですが、これは アレルギーはないので、食べさせます。
食卓が 暗くならないよう、娘が ぐずらず 食べてくれる方法を模索し、
小さい頃から、いろいろ いろいろ やってみました。
娘のやる気スイッチは、だいたい3つです。


これは、まだ お話ができない頃から、重宝した方法です。
お口の中は パーティー会場。
野菜たちが 遊びに 行きたがっています。
「あ~あ、お口パーティーに 行きたいなあ」
という感じで、お話は 続いていきます。
お話は、そのとき そのときで 違うのですが、二人で お口パーティーの話を広げていくのは楽しく、
娘は、苦い野菜も お口パーティーに 入れてあげていました。
娘の お話好き&おままごと好きを 利用した方法です。

簡単に言うとですね~、…説教ですね(笑)。
人間は、命あるものしか 食べられない、
食べるってことは 命をいただいているってことなの。
食べなさい・・・

ということを しず~かに しみじみ
娘のモチベーションは 上がりませんが、食べようとする 動機にはなるようです。
(たまに、おままごとで 他の子に同じように 説教しているのも見かけます…笑)

娘は、おそらく 収集癖があります。
物だけでなく、知識を集めるのも 大好きです。
それを 生かした方法です。
私の趣味が、栄養成分表を読むことで、食材の栄養素や その働きを よく知っている、
ということもありますが、ひとつひとつの 食材の栄養について 娘に話します。
おおまかには、エネルギーを作るグループ(炭水化物・脂質)、元気になるグループ(野菜)、
体が大きくなるグループ(たんぱく質)に分けて、簡単に説明します。
食事に、どの栄養素も入っていると もっともっと 大きくなれるし、
元気になれるんだよ~

娘は、うんちく好きなのです

( 完全に、私の DNAだわ~ )
理屈がわかれば、とりあえず 一口食べますし、野菜サラダや浅漬けも 自分から作ります。
でも、ま~、その~、あの~、一番 大事なのは、
親が「絶対に 食べさせる」という 強い気持ちを持つことかな、と 思います。
怒鳴って 脅すことも、叱ることも しなくていいんですよ~。
どうしてもいやだ、と 泣いて嫌がったら、無理強いする必要はありません。
どんな気分のときなら 食べる気が起こるのか、を 見極めるのも 大事です。
また、ビタミンCをとりたいなら、みかんでも だいこんでも じゃがいもでも 摂れます。
緑黄色野菜(カロテン)なら、にんじんでも かぼちゃでも のりでも OK。
どうしても 食べられないときは、他の食材で 補えばいいんです。
(うちは、一口は 食べさせる方針ですが…)。
で。ただただ、子どものモチベーションが上がる 方法を模索し、食べたら 誉める、
その繰り返しです。
だから、娘には 合っていた方法が、他のお子さんに 合っているとは 限りません。
子どもは、大人を よ~く見ています。
食べたら きちんと 認めてくれる人なのか、
いやだったら 食べなくても いいよ、と見逃してくれる人なのか。
娘、私の実家に行ったら、嫌いなものは 食べませんもん。
じいじやばあばは、食べなくても 許容してくれることを 知っているんですね。
結論。
食べ物の好き嫌いを なくすのは、親と 子どもの こんくらべです。
★あなたのお子さんの モチベーションが上がるのは、どんなときですか?
★一口でも 食べたとき、どんな声かけをしますか?