「君は本当はいい子なんだよ」... | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

私の好きな本のひとつ、「窓際のトットちゃん」の中の 言葉です。

前小学校で 問題児扱いされた トットちゃん(黒柳徹子さん)は、トモエ学園に 転校します。


そこの校長先生は、トットちゃんを見かけるたびに

「君は本当はいい子なんだよ」

と おっしゃったそうです。


私は、ここを 読むたびに うわーっと 泣きたくなります。

なんで こんなにも 反応してしまうのだろう…、と 自分で自分に びっくりしてしまうのですが、

きっと 小さい頃に 誰かに 言われたかった言葉だったからかな、と 思います。


学校の教師を していたときにも、子どもたちに

「大好きだよ~ドキドキ

と 声をかけることを、常としていたのも きっと 自分を満たすため だったのかもしれません。



私は、子どもの頃 いつも

「長所 なし。
 短所 短気なところ」

と アンケートに答えていました。


いつも 家族から 短気だといわれていたので、てっきり 短気で 粗暴なのだと 思い込んでいたのです。

(昔のことを、クライアントさんや 受講生の皆さまに お話しますが、 みなさん、びっくりされますニコニコ

今の私のイメージと、だいぶ違うのだそうです。おほほほほおほほほ



でも、大人になったら 私は 全然 短気ではなく、むしろ 気が長い方だと わかりました。

普段 かけられている 言葉の威力って、すごいなあと 思います。


子どもの頃「君は本当はいい子なんだよ」と 誰かが言ってくれたなら、もっと 生きやすかった、

それが 家族だったら、もっと 違う方を向いて 生きられたのではないか、

と 思うときがあります。


とはいえ、40年近く 生きてきたということは、親から 離れてからの 時間の方が 長いんですね。

今の私は、今の私が 作っていこう、作っていける、そんなことも 思います。


聞くと 涙が出てしまう言葉って、何ですか?

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