前小学校で 問題児扱いされた トットちゃん(黒柳徹子さん)は、トモエ学園に 転校します。
そこの校長先生は、トットちゃんを見かけるたびに
「君は本当はいい子なんだよ」
と おっしゃったそうです。
私は、ここを 読むたびに うわーっと 泣きたくなります。
なんで こんなにも 反応してしまうのだろう…、と 自分で自分に びっくりしてしまうのですが、
きっと 小さい頃に 誰かに 言われたかった言葉だったからかな、と 思います。
学校の教師を していたときにも、子どもたちに
「大好きだよ~

と 声をかけることを、常としていたのも きっと 自分を満たすため だったのかもしれません。
私は、子どもの頃 いつも
「長所 なし。
短所 短気なところ」
と アンケートに答えていました。
いつも 家族から 短気だといわれていたので、てっきり 短気で 粗暴なのだと 思い込んでいたのです。
(昔のことを、クライアントさんや 受講生の皆さまに お話しますが、 みなさん、びっくりされます

今の私のイメージと、だいぶ違うのだそうです。おほほほほ

でも、大人になったら 私は 全然 短気ではなく、むしろ 気が長い方だと わかりました。
普段 かけられている 言葉の威力って、すごいなあと 思います。
子どもの頃「君は本当はいい子なんだよ」と 誰かが言ってくれたなら、もっと 生きやすかった、
それが 家族だったら、もっと 違う方を向いて 生きられたのではないか、
と 思うときがあります。
とはいえ、40年近く 生きてきたということは、親から 離れてからの 時間の方が 長いんですね。
今の私は、今の私が 作っていこう、作っていける、そんなことも 思います。
聞くと 涙が出てしまう言葉って、何ですか?
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