選択の幅を 広げる | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

東京に ちょっと 息抜きに行って来ました。

延長保育の時間に 帰るのが,間に合わなさそうだったので、
実家に お願いに行きました。


母が しぶ~い顔で 言いました。

「明日、何の勉強に 行くの?
 何?資格でも取るの?
 はまるのも いい加減に しなさいね。」

などなど、まるで 悪い宗教にでも はまってしまったかのような 言われ方でした。


「そんな フラフラ フラフラしてないで、みっちゃんの面倒を ちゃんと みなさい。
 かわいそうでしょう。
 幼稚園の延長保育にも 夜遅くまで 預けてるんでしょう!?」(預けてないです…)

とも 言われました。


大人になってからは、母とは 良い関係だったのですが、久しぶりに かちーんときました。

冷静になろうと思って、考えました。


(私の気持ち)

丸もう四十歳近い娘のやることに、いちいち 口出ししないでよ。

丸ちゃんと 自分で稼いだお金で、趣味をやってるわよ。

丸孫に会えるのが うれしくないの?!

丸他のうちでは、よく実家で 子どもを預かったり、お泊りをさせてくれたりするんだってさ!

一言で言うなら、私は 悲しかったのだと 思いました。


(母の気持ち)

丸母は 心配から そのようなことを言ったのだろう

丸親として、忠告しなければいけない、と 感じたのだろう

丸幼児を 預かるのは、骨が折れると 感じたのだろう


(母の価値観)

丸母の時代には、わざわざ東京にまで 勉強に行ったりするのが 珍しいことだったのだろう

丸子どもを 幼稚園や実家に 預けるのは、良い母親の することではないと 思っているのだろう


うーん、すこ~しだけ 心が楽になりました。ほんのすこ~し。

で、私は どうしたいんだろう。


(これからも良い関係を保つためにできる 選択肢)

丸これからも お世話になるから、とりあえず 我慢する (ムリだ)

丸怒って、「じゃあ、預かってもらわなくて 結構!」と 啖呵をきる (関係が悪くなるなあ)

丸そんな風に言われて 悲しいことを、伝える (母には 言いづらい)

丸何はともあれ 心配から出てきた言葉だから、否定されたと とるより、

 心配してくれたと 考えよう。(正論だと思うけど、しっくりこない。)

☆母と私の価値観は 違うのだから、反対されることも あるよね~、と 思う。

 受け入れてもらえるのに 越したことはないけど。(私は、これが一番 しっくりくる!)


一つ一つ 考えながら、心の変化を感じてみました。
私の場合、しっくりきたのは ☆の選択肢でした。

母にジャッジを受けたと とるのではなく、考え方の違い と捉えるのが、一番 心が楽なようです。


そんなことを考えていたら、怒りが消えてきて 余計な一言を 言わずに済みました。


怒るとき、自分は 誰かのせいで 怒っていると思うことがあります。

でも本当は、「怒ること」を 自ら選んでいるのです。
同じ出来事があっても、怒る人と 怒らない人がいるのは、選ぶ・選ばないの 違いです。


ただし、怒ることは、私は 悪いことではないと思っています。
人間として ふつうのことです。

だから、必要以上の罪悪感を持ったり、自分を裁いたりすると、
自分へのダメージが 10倍になってしまいます。

ダブルパンチに なっちゃいますね。


でも、

そのせいで 人間関係に ひびが入ったり、
自分の心が つらくなるなら、

心が 落ち着く選択肢を 自ら 選び取る必要が あります。


その選択肢は、ひとそれぞれに 違うでしょう。


自分が どのように物事を捉えていきたいのか、それは 自分で 選べます。

たくさんの選択肢を 考える力と 選び取る力は、一朝一夕には なかなか つきません。

日々、自分の感情を よーく観察することですね。


(今回は、すっきり片付きましたが、やっぱり 怒りを 引きずることは ありますよん。

 でも、自分で 引きずる選択肢を 選んでいるので、ひどいモヤモヤは ありません。)


自分では 難しいと感じたら、コーチをつけるのも ひとつの方法です。

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