まずは「どうしたの?」 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

「何やってるの!」

つい 口から出てしまうことがあります。

まずは、深呼吸。

「どうしたの?」

と 聞いてみましょう。
公共の場では、急いで 正す必要も あるかもしれませんが、家では 時間が たっぷりあります。


今朝の話です。
夫が 駅まで送って欲しいというので、車で送っていきました。

娘には、
「朝ごはん 食べておこうね。」
と お話し、お留守番させました。


帰ってきたら、ヨーグルトを食べずに ぼーっとしています。

のど元まで

「もーーー!幼稚園に 送れちゃうじゃない!!
 なんで 食べなかったのぉぉぉ!」

という言葉が 出かかりました。


でも、大好きなヨーグルトを食べなかったということに、違和感を感じ
「ヨーグルト食べなかったんだね。 どうしたの?」
と 聞いてみました。


「ママと一緒に食べた方が おいしいと思って、待ってた。」とのことでした。

怒らなくてよかった、と 思いました。

会話で 問題解決ができそうです。


「ママと 食べたかったんだね。ありがとう。

 でも、もう50分だから、いつもなら 用意をしている時間だね。
 ヨーグルトは、どうしたい?」

と 聞きました。

娘は、
「食べる~!」(食べるんかい!!!← 私の心の声)

まあ、間に合わなかった、という 経験をするのも いいかな~と思い、
今回、娘に まかせてみることにしました。


出発時間だけ 確認し、な~んにも言わず、見守っていたところ、
娘は 信頼されていると思ったようです。

早回しのような 超スピードで 支度をこなし、時間に 間に合ってしまいました。
(意図は 外れたけれど、塞翁が馬ということで…ニコニコ


もし、私が 怒っていたらどうだったでしょう?

おそらく、娘が 泣きながら言い訳し、私が それに対して 説教し、
険悪 かつ 遅刻、という 結果になっていたような気がします。


誤解のないように 付け加えますが、もちろん、怒ってもいいんですよ。
特に、急いでいるときは イライラしますよね。

人間ですもん。
私も そういうとき、あります。

でも、場合によっては ちょっと 子どもの話を聞くことで、結果的に 時短になることがあります。
話を聞くって、効果絶大です。

★深呼吸して「どうしたの?」と 聞いてみたら、何が違っていましたか?


* 子育てに関するパーソナルコーチングモニタは、あと1名。
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