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パラリンピック北京五輪選手
車椅子ランナーの廣道純さん です。

実は、マネージャーが同じで、
いつも、マネージャーから話にだけは聞いているのですが、
今日、初めてお会いしました!

生粋の大阪人で、さすが、面白い廣道さん!
話のネタは勉強になります。

実は、今日は2つ目の誕生日、
「障害者になった誕生日」だそうです。

誕生日といっても、「おめでとうございます」とは、
私の口からはとても言いがたく思いましたが
でも、そんな車椅子人生になったことを誕生日といって
まるで自分がその日に生まれ変わったかのように
今を幸せそうに生き生きと人生楽しんでいる廣道さんをみると
とてもすごいな!
という言葉以外でなくなってしまいます。


「私も、中学生くらいのとき、車椅子体験をしたことがあって、
登り坂が後に転がっていきそうで、とっても怖かったんですが、
怖いと思ったことないですか?」

と、しょうもない質問をしたのですが

「それは、たぶん、尾川さんが体験した車椅子がダメやったな。
やっぱり、一体となって使っとるもんだから、
これなんかものすごく軽いし、ほんのひと漕ぎで自転車並にすいすいスピードでるんよ。」

なるほど。
そりゃ、隣で付き添うマネージャーが息が切れて当然だ(笑)
むしろ、廣道さんに追いつきながら歩くのがしんどいみたですよ。

明日の朝も、ホテルの周りを車椅子で走ってトレーニングだそうです。

アメリカでは、車椅子クライマーもいるくらいですから、
廣道さんにも機会があったらボルダリングチャレンジしてもらいたいな。