二次創作小説⇒BLEACH「恋はPUSH&PUSH」一護×主人公(夢) | ミにならないブログ~ゲーマー主婦のお絵描きと子宮体癌~

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作品
BLEACH
一護×堂本光子(オリジナル主人公)

執筆日
2006年11月21日

コメント
短くてすいません
話もなんだか終わり方が
結がないってカンジだし^^;
本当に駄文で失礼いたしました
完全に一護は受けになっちゃいましたね(^_^;)
一護が光子ちゃんにキスされちゃうお話です(^^ゞ

小説

「恋はPUSH&PUSH」



「きゃっ!なに?なんなの!!」

夜の公園で女性の悲鳴が高々と鳴り響いた

「待てー!俺が相手だ、こっちへこい」

そういうと、一人の高校生が女性の前に飛び出し
見えない敵を誘導しどこかへ消えていった


女性はそのまま気絶をし倒れ、目が覚めたときには朝になっていた・・・



そして、数日後・・・



一通り授業が終わった帰り道だった



「ねーねー黒崎くん、今日久しぶりに浦原商店に行かない?」

誘ってきたのは井上織姫だった

「あ、ボクも久しぶりにいきたいな」

横で石田雨竜が話しにはいってきた

「俺も行く」

そしてもう一人、茶渡も加わった


「なんだよ、結局いつものメンバーぢゃん!」

つまらなさそうにオレンジ頭をつんつんとさせた少年がそういった

「ねーいいでしょ、お願い」

織姫は甘えた声で両手で拝み倒した

「井上さん、こいつがいかなくても俺達だけでいきましょう」

そう冷たくいいはなったのは雨竜だった

「わーった、わーった、いきゃーいいんだろ」

そういうと、両手を頭の後ろにくんで
ぶらぶらとだらしなく浦原商店へ歩き始めた

浦原商店につくと、
外にはその店の大将である浦原喜助が立っていた




喜助は一護たちの姿を見るなり開口一番

「そろそろいらっしゃる頃だと思っていました」

と言った

「なんかあったのか?浦原さん」

一護はめずらしく店の前でセンスを
広げて立っていた喜助に向かって訊ねた

「みなさん、ホロウの出現を感じて
いらして下さったのではないのですか?」

頭をかしげ聞く

「そうだったんですか?」

心配そうに織姫が瞳をウルウルさせた

「全然気がつかなかったな、また何かあったのか?」

自分が何も気がつかなかったことに負い目を感じている雨竜

「・・・」

茶渡も動揺を隠せない

「実は最近、またこの近辺にホロウがあらわれるようになったんですよ
 若い女性ばかり狙っていて、被害が増え続けてるんです
 それで一護さんたちとコンタクトをとろうと
 外へ出たら皆さんの気を感じて
 ここで待っていたんです」

喜助が説明すると、黒崎は何か思い出したようにポンと手を叩いた

「あっ!そういえばこの前、この近くの公園で
女の人がホロウに襲われてるのを助けたな」

「黒崎、なんでそういうことを黙ってるんだ」

雨竜がいらつくように話した

「すまねぇ、弱いホロウ1匹だけ
だったから大丈夫かなーなんて…」

「黒崎さんらしくないですね、
ホロウを甘くみてはいけませんねぇ」

閉じていた扇子をパッと開いてあおぎながら喜助がいった

「襲われていた女の人この辺の
人かもしれないね、一度公園にいってみない?」

織姫が提案したので、
4人は女性が襲われていた公園に行くことになった

「いってらっしゃぁ~い」


気の抜けた声で手を振る浦原さんは


「それにしても、ホロウのことじゃなかったら、
一体何のようで店まできたんでしょうねぇ」


と頭をかしげながら店へと戻っていった

公園に着いた4人は、ブランコに乗って
物思いにふけっている一人の女性を発見した


「あ!あの人だ」

黒崎は思い出したように女性の元へ駆け寄った
女性も4人の気配に気づきブランコを降りた

「あの…」

「あの…」

黒崎と女性が同時に話しかけようとした

「あ、ごめん、この前の子だよね?
あのあと大丈夫だった?俺戻ってやれなくてごめんな」

黒崎が先に話し出した

「いえ、私こそ、助けてもらってありがとうございました、
お礼がしたいと思ってもどこのどなたか
 存じ上げず、あの日の後毎日ここに来てたんです、
また逢えないかなーと思って…」

もじもじしながら女性が話した

「そうだったんだ、よかったよ、
あの時のこと話してくれないかなぁ?」

黒崎が切り出すと、少し戸惑いつつもコクリと頷いた


一通り事件のことを話したあと、
織姫たちは一旦浦原商店に戻り
喜助と相談することになったが


黒崎だけは女性とともに公園に残った
女性が黒崎にお礼がしたいということで残ったのだった

「喫茶店でも行く?ここにいると思い出すだろ?」

女性を気遣う黒崎の言葉が嬉しかったのか、声が高くなった

「そうですね、じゃあそこの喫茶店でもはいりましょう」

そういうと二人は公園の前にあった喫茶店へと入っていった

「ところでさぁ、君の名前は?」

気になっていった名前を黒崎は訊ねた

「あ、ごめんなさい、自己紹介がまだでしたね
 私、 堂本光子といいます
 高校1年生で隣町の高校に通ってるんです、
あの時は部活が遅くなって
公園を通って近道しようとしたんです」

「そうだったんだ、 光子ちゃんか、怪我なかった?」

「はい、黒崎さんが助けてくださったので大丈夫です」

笑顔で答える を見て黒崎は安心した

「でも、あの見えない敵はなんだったんでしょう?
何も見えないのに傷つけられるなんて幽霊か何かですか?」

「いや、えーっと、あまりかかわないほうがいいから、
このことは忘れるんだ」


黒崎は口ごもりながら誤魔化した


「黒崎さん、私・・・」

今度は 堂本光子が口ごもった

「え?なに?」

まぬけな顔でコーヒーを啜る黒崎だったが、
その後そのコーヒーは黒崎の口から吹き出すことになった

「え?今なんて言ったの?」

確かに小さな声で告白されたような気がしたが、
まさか・・と思い聞きなおした

「私、黒崎さんを好きになりました!つきあってくださいっ!」

光子は大きな声で立ち上がっていった
まわりの客も驚いて二人を見ている


黒崎は嬉しいのか恥ずかしいのか、
一気に顔が赤くなり残りのコーヒーを
飲み干すと の手をとり勘定を済ませ喫茶店を出た


「はぁ、はぁ、はぁ…」


瞬間的に慌てただけなのに、黒崎は息が切れていた


「黒崎さん、どうしたんですか?
私がコーヒー代ご馳走したかったのに…」


光子が残念そうに言う


「いいんだ、じゃ、俺、仲間のとこに戻るわ、じゃあな」

そういい残してその場を立ち去ろうとしたが、
振り向きざまに後ろから抱きしめられた

ふいうちを食らった黒崎は
心臓の音が に聞こえないか心配だった


「あのぉ~えっと~離してもらえるかな?」


困りながら振り返ると唇に何かが触れた


光子の唇だった


「んっ」


「ん、うぅ、んっ」


「はぁ、はぁ」


「ごめんなさい、私、私…」

瞳に涙を浮かべた は強くつかんでいた
黒崎の腕をほどき、全速力でその場を去った


「あっ 光子ちゃん?」


「 光子ちゃんか、大胆な子だったなぁ…って
 俺、キス?今キスした?えぇーーーーーー!!」


-END-


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