こんにちは、国際TAW協会の黒須圭子です。
いろいろな種類のベリー、美味しそうですね!
それぞれは別の顔をしていますが、全体ではベリー。
だから、同じお皿にのっていてもケンカになりません。
一つだけよりパワフルです。
さて、
あるところに、いちごのショートケーキさんがいました。
彼女は、都会的でセンス抜群。
仕事もできるスマートな女性です。
社会的にも成功していました。
それなのに、なんだかこのごろお疲れ気味。
いちごはしなびて、クリームは黄色く変色してきました。
せっせとエステに行きましたが、
黄ばみは隠せません。
いちごのショートケーキさんは、
人生に変化(成長)を望み始めました。
彼女はずっと独身でした。
結婚したいと口では言っているのですが、
どうしてもうまくいきません。
そこで、セラピーを受けました。
いちごのショートケーキさんの両親は豆大福と大福でした。
平凡な両親。
特にお母さんは、幸せそうに見えませんでした。
豆大福のお父さんや子どもたちに合わせてばかりで、
自己実現をしていない不幸な女性に見えていました。
お母さんは平凡。
これといった才能もないから結婚したのかしら?
お母さんがもっとゴージャスなクリームケーキだったら…。
私だってこんなに苦労しないのよ。
正直、ああはなりたくないと思っていたので、
これまで頑張ってきたのです。
それなのに、黄ばんできた私。
ああ・・・。
この世界は、自分の体験と理解度に応じて、
見えるものが変わる世界です。
人は自分の価値観にないものを持つ人を、
愚かな人と感じます。
まさに、お母さんを理解できないということが、
いちごのショートケーキさんが結婚できない理由であり、
人生の壁だったのです。
いちごのショートケーキさんは、
正直に自分を見ていきました。
自分がお母さんをこき使ってきたこと。
自分がお母さんを否定しないと努力できなかったこと。
すると、本当のお母さんは・・・・
なんと、いちご大福だったのです!
お母さんは豊かで幸福な女性でした。
いちごのショートケーキもいちご大福も
矛盾しなかったのです。
どちらも、本当に美味しいいちごのスイーツでした。
そして、それが腑に落ちると、
第3のスイーツが生まれます。
いちごのショートケーキさんは、
これから最高に幸せになるでしょう。