自由診療店舗経営の最大のコツ | 起業理学療法士からのアドバイス

起業理学療法士からのアドバイス

いつの日かサラリーマン療法士を辞めて、起業したいと思っている人たちのために

おはようございます。亀田です。





昨日は、愛知県の刈谷で、アスリン主催 第1回プレミアムセミナーがあり、僕も、サポートスタッフとして参加してきました。





もの凄く、素敵なセミナーだったので、その内容は次回に書きたいと思います。





そして、今日の内容は、前回の続きの話です。







バリ島新婚旅行での出来事





前回のブログで、1週間バリ島へ旅行に行ってきたことは書きましたが、そこでの印象的な出来事をシェアしたいと思います。





そして、今日の内容は、ブログタイトルにあるように、自由診療店舗経営の最大のコツだと感じています。








誰が買うねん!!





バリ島は観光客が非常に多く、観光産業が大きな収入源だそうです。観光客で一番多いのは、近くの国からバカンスに訪れるという理由で、オーストラリア人。





次に日本人だそうです。





だから、街や観光名所を歩いていると、僕たち観光客(外国人)は、現地の露店で食品やお土産物を売っている店員さんから、頻繁に声をかけられます。





例えば、僕たちが歩いている目の前に割り込んできて、





「T-シャツ、安くするよ、2.000円」





こんなかんじの、片言の日本語で強引に物を売りつけてきます。軽く断っても、しつこく売ってきます。





見たかんじ、全然売れていない様子の店が多く、これで食っていけるのか心配になりますが、ガイドさんに話を聞くと、





バリ島で大学卒業後の初任給は、日本円にすると約3万円だそうです。


(もちろん、大学に行けるのはごくわずかのエリート)





初任給が3万円なので、日本人観光客相手に、1日1人でも、2.000円のT‐シャツが売れたら万々歳だそうです。





ここからが、本題なのですが、現地のスタッフが僕たちに売りつけてくる品物は、はっきり言って、要らないものばかり。無料で貰ったとしても、帰りのスーツケースの荷物が増えるだけなので要らないぐらいの物ばかり。





現実、今、日本のユニクロでも、2.000円だせば、T-シャツを買えますよね。なのに、わざわざ、バリ島で、どこのメーカーが作ったのかもわからない(しかも正直デザインもイマイチ)のT-シャツ買わないですよね。






欲しい人にのみ売る




当たり前なのですが、物やサービスは「その商品やサービスが欲しい人のみ」しか買ってくれません。僕たちの業界も全く一緒です。





今、僕たちの業界は、数多くのセミナーがありますが、これも「勉強して知識や技術を向上させたい人」にしか売れません(セミナー申込をしてくれません。)





知識や技術の向上に興味がないセラピストに、どんなに熱心にセミナーを勧誘しても、絶対参加しないですよね。





世の中の人は、多種多様な価値観を持っています。





・自分の健康や体調管理には全く無関心な人


・施術は、「安い保険が利くところ」でしか受けたくないと思っている人





このような人がいるのは事実ですが、その反対に





・お金は関係ないので、効果のある施術を受けて健康になりたいと強く願っている人


・「安く保険が利く」ところでは、施術時間が短いので、ゆっくりプライベート空間で施術を受けたいと強く希望している人





このような人たちも、必ず存在します。





もし、あなたが自由診療の店舗経営を目指すのであれば、あなたが提供する施術を「絶対に受けたい!!」と強く願っている人に、広告・宣伝・紹介していくようにしましょう。





その為には、あなたが提供する施術を「絶対に受けたい!!」と強く願っている人は、どんな人なのか? その人に自分の治療院のことを知ってもらうにはどうしたら良いのだろうか?





このようなことを考えながら、起業まで準備していきましょう。





間違っても、「興味がない人」に広告・宣伝・紹介していくのは、しないように。


これは、僕がバリ島で興味がないのに、しつこくT-シャツを売りつけられたのと同じですので。





では、よい1週間を!!








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三重 松阪 整体
かめだ整体室


代表 亀田祐旭