手術後年月が経った創跡は、消すコトができるの? | ■ ハートノコト ■〜心臓手術体験記~


私は、子どもの頃から皮膚トラブルが多く、
定期的に皮膚科に通院しています。
ちなみに、ステロイド歴が長いです…(。-_-。)

心臓手術後、今まで皮膚科に行っても、
医師に聞こうかな?と思いつつ、
まあいいか、とずっと聞かなかったコトがあります。

それは、

手術後年月が経った後の、手術創跡は、
今から治療しても、消えるの?

と言うコトです。

私自身、自分の創跡に対してあまり気にしていなかったため、
術後皮膚科にて相談&治療対策せずでしたが、
創跡って、時間が経っても消えるのかな?
と最近疑問に感じていまして。

巷で販売されている、市販の薬はいかがなものか?
と、気になっていました。

(過去記事はこちら↓)

ずっとブログで、実体験を書けたらいいなあと思っており、
1ヶ月位前に、医師に初めて相談してみました。

まず、創跡は、個人差があり、
各人の体質により、ケロイド・肥厚状になるそうです。

私のような、赤く盛り上がっている、
肥厚性瘢痕・ケロイドがある、
また、ツッパリ感や、痒みがある、
創跡に対しては、3通りの治療方法があるとのコトでした。


まず、1つ目は、塗り薬を塗るコト。

外用副腎皮質ホルモン剤アンテベートという軟膏です。
ケロイドなどの創跡の組織の、
過剰な増殖を抑える作用があるとのこと。
しかし、ステロイドです。 

 
2つ目は、長期間、薬を内服するコト。

リザベンカプセルと言う内服薬。
ケロイド・肥厚性瘢痕治療剤。
最低半年以上服用することが必要。


3つ目は、創跡に直接、ステロイド注射を打つコト。

これが一番効果が期待できるけれども、
こちらもステロイド。
ケロイドや肥厚性瘢痕の盛り上がっている赤み部分を、
平らにすることが出来る可能性があるとのコト。

ただし、この方法は、凄く痛いらしく、
嫌がる患者さんが多いらしいです。


3通り治療方法がありますが、どうしますか?

ということで、長い闘病生活で、痛い注射には、
あまり抵抗なかったのですが、
医師との会話で、
まず、軟膏か飲み薬で様子を見ようというコトになり、

軟膏を塗り始めました。
 
塗り始めて、1ヶ月位経ちますが、
うっすら変化あるかしら?気のせいかしら?
という感じで、正直よく分かりませんが、
痒みはほんのり薄くなったような?
気長に、様子を観察して行きます。
また、月日が経過したら、ブログ記事にしようと思います。

飲み薬については、軟膏による効果の程により、
服用するかしないかを決めることにしました。


しかし、軟膏も、飲み薬も、注射も、
治療したからと言って、各人の体質等により、
必ずしも、創跡がキレイに消える、とは断言できないそうです。

当たり前のことですが、より確実な効果を得るためには、
やはり、手術後、より早い段階から、
治療対策をスタートする方が良いそうです。

ですから、これから手術を受けられる予定がある方、
また術後間もない方で、もし創跡が気になる方は、
お早めに皮膚科に相談すること、
あるいは何らかの対処方法をとることをオススメします。