書名 歩き方で人生が変わる 幸せになる 10の歩き方
著者 長尾和宏
発行 山と渓谷社
整体の仕事をしていると、
姿勢と歩き方で身体の不調を訴える人が多いので
書名に魅せられて手に取りました。
著者は、医師なのですが身体の不調が、
日頃の姿勢とか歩き方に原因があると見抜いています。
そして、不要な薬を出さないことをやっているそうです。
高齢化で医療費が増大している現在に必要な見方です。
健康寿命は、正しい姿勢で歩くことにより達成でき、
財政負担も抑えられると説いています。
健康寿命を長くしたい人にお勧めの本です。
歩き方で人生が変わる。 幸せになる10の歩き方
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著者紹介、巻末より
1958年 香川県生まれ
1984年 東京医科大学卒業、
大阪大学第二内科入局
1995年 長尾クリニック開業、現在に至る
医療法人社団裕和会理事長
長尾クリニック院長
医学博士
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本内科学会認定医
日本在宅医学会専門医
労働衛生コンサルタント
日本ホスピス在宅ケア研究会理事
日本慢性期医療協会理事
日本尊厳死協会副理事長
全国在宅療養支援診療所連絡会理事
エンドオブライフ・ケア協会理事
関西国際大学客員教授
目次
はじめに
第1章 著名人の歩行分析
①世界の著名人の歩き方
第2章 経済格差と歩行の関係
①歩行を見れば人生が見える
②成功者の歩行
③貧困者の歩行
④病気になる人に共通する歩行とは
⑤下流老人にならない歩行とは
第3章 幸せ脳と歩行の関係
①セロトニン顔が成功を呼ぶ
②幸せは歩行で創られる
③脳を苦しめてしまう歩き方
第4章 脳が喜ぶ歩行の10か条
第1条 お腹と背中と腰で立つ
第2条 肩甲骨から、歩く
第3条 肘は軽く曲げて、後ろに引く
第4条 骨盤を前傾させて歩く
第5条 着地はかかとの真ん中で
第6条 着地した足の上に乗る
第7条 一本の線の上を歩く
第8条 普段+10センチの歩幅と意識
第9条 ときどき早歩きを入れよう
第10条 無理せず、楽しく、仲間と歩こう
まとめ 脳が喜ぶ歩行で人生を前向きに
第5章 年代別の実践的歩行
①50歳までの幸せになる歩き方
②50歳から70歳までの幸せになる歩き方
③70代の幸せになる歩き方
④80代の幸せになる歩き方
⑤90歳以上の平穏死のための歩き方
第6章 歩行は人生を変える
①現代日本人こそ、歩行に目覚めよ!
②幸せな人生は、日々の歩行が土台
③健康寿命が延びれば、ピンピンコロコロも夢じゃない
第7章 歩行で社会を変える
①個人の幸せと国の幸せは比例する
②歩行啓発はいちばんお金のかからない社会改革
③医療・介護問題は「歩行革命」でぶっ飛ばせ
④なぜ日本はコンパクトシティをめざすのか
第8章 いつか「歩行」が「移動」に変わる日が来る
①室内移動も立派な歩行
②椅子に座っても歩行できる
③ベッドの上の歩行とは
④寝たきりになっても手と口は動く
⑤意識があるかぎり脳細胞は動かせる
おわりに〜本当に、「歩く」だけでいいのですか