肩が上がらない 石灰沈着性腱板炎  | 自由時間 面白く、愉快なシニアライフ  Jiro@energyのブログ

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60歳定年後の生き方の愉しみ
サラリーマン生活を卒業して自由な時間が得られた。
夢は、今まで無理してきた身体を癒し、
他の人も整体やエネルギー療法で健康になってもらうこと。
稼ぐ力もあらゆる面から追求し、貧乏旅行で自然や歴史、人との触れあいを愉しみたい。


夜間に急に肩が痛くなって、
肩や腕が上がりにくくなってしまいました。

しばらく経てば治ると思っていましたが、
痛みは消えず整形外科に行ってきました。

X線検査の結果、
肩に白い影が写っています。

石灰沈着性腱板炎
写真は、ネットより拝借しております。

病名は、
石灰沈着性腱板炎です。


日本整形学会のHPの解説では、

症状
夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛で始まる事が多いです。痛みで睡眠が妨げられ、関節を動かすことが出来なくなります。
発症後1~4週、強い症状を呈する急性型、中等度の症状が1~6ヵ月続く亜急性型、運動時痛などが6ヵ月以上続く慢性型があります。

寝ていても、痛みが治まらずに熟睡は不可能でした。
着替えるのも腕が上がらないので時間がかかります。
腕を挙げようものなら激痛が走るのです

10度位が限度です・・・
患者さんでは、水平より腕が挙がらない例は
ありましたが・・・
従来の整体法では対応不可です..

以前にも腕が上がらなくなって、
X線をとりましたが、写っていたのは
影くらいでしたので、水平までは腕を
あげることができました。


原因と病態
40~50歳代の女性に多くみられます。肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。

この石灰は、当初は濃厚なミルク状で、時がたつにつれ、練り歯磨き状、石膏(せっこう)状へと硬く変化していきます。石灰が、どんどんたまって膨らんでくると痛みが増してきます。そして、腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となります。

この病態を見ると、
石灰が固まってきてどうしようもない感覚になって
しまいますね


診断
石灰沈着性腱板炎
圧痛の部位や動きの状態などをみて診断します。
肩関節の関節包や滑液包(肩峰下滑液包を含む)の炎症であるいわゆる五十肩(肩関節周囲炎)の症状とよく似ており、X線(レントゲン)撮影によって腱板部分に石灰沈着の所見を確認する事によって診断します。石灰沈着の位置や大きさを調べるためにCT検査や超音波検査なども行なわれます。

予防と治療
保存治療
 急性例では、激痛を早く取るために、腱板に針を刺して沈着した石灰を破り、ミルク状の石灰を吸引する方法がよく行われています。三角巾・アームスリングなどで安静を計り、消炎鎮痛剤の内服、水溶性副腎皮質ホルモンと局所麻酔剤の滑液包内注射などが有効です。

鍵盤に針を刺して、石灰を吸引するなんて
考えただけでも痛そうです。
医者が提案した穏便な方法の投薬を選びました。
ロキソニン(痛み止め)
ムコスタ錠(胃膜保護)
ミオナール錠(筋肉弛緩)
ロキソプロフェンナトリウムテープ(貼り薬)
が処方されました。
痛み止めは、対処療法なので原則飲まないで、
痛み止めのための胃膜保護も飲みませんでした。
飲んだのは、筋肉弛緩剤で、貼り薬を使用しました。

でも、痛みは若干少なくなった程度です。

ほとんどの場合、保存療法で軽快しますが、亜急性型、慢性型では、石灰沈着が石膏状に固くなり、時々強い痛みが再発することもあります。硬く膨らんだ石灰が肩の運動時に周囲と接触し、炎症が消失せず痛みが続くことがあります。痛みが強く、肩の運動に支障がありますと、手術で摘出することもあります。


疼痛がとれたら、温熱療法(ホットパック、入浴など)や運動療法(拘縮予防や筋肉の強化)などのリハビリを行います。


急に痛くなった時のことを思い返すと
明け方に気温が下がった時なので、
就寝中も暖房して暖かくするようにしました。
といっも、ファンヒーターをずっと使用していると
酸欠になるかもしれないので、
設定温度を15度にしました。
急激な温度低下がないので、
明け方の痛みが強くなることはなくなりました。

といっても、腕を動かすと痛いのは
治りません。

先輩の整体師のところに行って、
施術をしてもらいましたが、
この症状にすぐには対応できませんでした。
色々な筋肉や内臓を緩めながら、
腕を挙げる範囲が少し変化することができたので
毎日施術していけば治りそうだということが分かりました。

改めて、患部だけを診ていては駄目だと
再認識した症状でした