こころを癒しからだを癒す  全人的医療の知恵 | 自由時間 面白く、愉快なシニアライフ  Jiro@energyのブログ

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60歳定年後の生き方の愉しみ
サラリーマン生活を卒業して自由な時間が得られた。
夢は、今まで無理してきた身体を癒し、
他の人も整体やエネルギー療法で健康になってもらうこと。
稼ぐ力もあらゆる面から追求し、貧乏旅行で自然や歴史、人との触れあいを愉しみたい。

書名  こころを癒しからだを癒す 全人的医療の知恵


著者  永田勝太郎


発行  海竜社

    1997911日 第1刷発行


 全人的医療という言葉に惹かれて手に取りました。

 整体師として、痛みをとる仕事をしていますので、

 からだだけでなく心のアプローチも必要だと思いますが

 医者ではないので傾聴と心の持ち方という点で参考になりました。

 60歳半ばにかかりましたので、死についても考えますが、

 死を選択する、尊厳のある最期を創造するというと考え方も

 選択肢としてあるのですね!

 あらためて、笑って生を全うしたいと思います。

 また、整体師として、痛みのある人を癒して行きたいと

 強く思いましいた。

 



著者紹介  巻末より

1948年、千葉県に生まれる。

慶応技術大学経済学部を中退して福島県立医科大学に入学。

1977年同校卒業。1986年医学博士。

千葉大学医学部で研修。1980年、北九州市立小倉病院に勤務、

池見酉次郎先生に師事する。

産業医科大学非常勤講師、東邦大学大橋病院助手、

福島県立医科大学非常勤講師などを経て、現在、浜松医科大学講師(保健管理センター)。

付属病院にて心療内科を担当。1996年ヒポクラテス賞受賞(ギリシヤ)、

1997年シュバイツア賞受賞(ポーランド)。

QOL医療のリーダー役を担って、国際的に活躍している。

主な著者に

「漢方薬の手引き」

「見えない病気(低血圧)

「脳の革命 成功する人間は「脳幹」が強い

他多数がある。



  目次


 まえがき


第1章 QOL(生命の質)を高める全人的医療


    シゲさんの奇跡はなぜ起きたか

    患者は病を持った一人の人間である

    血圧はただ下げれば良いというものではない

    QOL(生命の質)を高める医療とは?

    人間はたえず身心一如の存在である

    QOLを低下させる血行障害


第2章 痛みからの解放に挑戦する


    自分のこころやからだへの気付きを的確にもつ

    痛みは人間としての尊厳性まで失わせる

    痛みの訴えはコミュニケーションの手段である

    患者は一人ひとり別の人格である!

    患者は百の理屈より一つの速効的鎮痛を待っている

    困ったことが起こると痛みの中に逃げ込む人

    笑いは痛みの治療に効く  

    痛みは脳で感じる


第3章 人間を歪めるストレスを全人的アプローチで追放する


    突然死の危険がいっぱい! 冠状動脈性格という名のがんばり屋さん

    燃えつき症候群にならないために

    このイライラ感はどこからくるのか

    季節の変わり目の不調はからだからの警告

    思春期の子供を悩ます起立性低血圧

    全人的アプローチで一週間で立ち直った女子大生

    絶食療法で前向きなエネルギーを取り戻す

    良い休息は良い仕事につながる


第4章 こころを癒しからだを癒す東洋医学のパワー


    受験の精神的緊張に耐えられなかった中学生

    絶食療法でアトピー性皮膚炎を治す

    不安定高血圧を心身医学と東洋医学で治療する

    拒食症から立ち直らせたもの

    なぜカリフォルニアには東洋医学が普及しているのか

    未病を治す東洋医学のパワー

    心身医学は西洋医学と東洋医学のかけ橋

    現代医学ができること、伝統的東洋医学ができること


第5章 死を選択する、尊厳ある最期を創造する

 

    死を選択する権利

    QOLを求める死へのプロセス

    積極的安楽死事件はこうして起こった

    死に様は行き様である

    定年の日から始まった空白の日々

    痴呆にも死に様を選択する権利がある


   あとがき