定年退職をした会社の株主総会で、
かなり先輩の上司に会いました。
関連会社に出向した時の上司です。
彼は、65歳にして市民オーケストラに入団して、
オーケストラの最高年齢を更新して活躍しています。
更に、サラリーマン時代の後半から始めた
ヴァイオリンづくりも続けているのです。
ユーヴューブに紹介された画像をみてください。
第101回 多摩探検隊 「バイオリン製作家~廃材を音色に~」
画像を見ても、若々しいですね
目標を持って、楽しく人生を送っています。
サラリーマン時代から、
唯我独尊的な雰囲気を持っていましたが
お見事です。
一生できる趣味を持つことが人生を豊かにしています。
ヴァイオリンの名器を作ったアントニオ・ストラディバリが
93歳まで作ったと言われているので
情熱は消えていません。
今は、年に1本のヴァイオリン製作のペースで
無理をしないで作っているようです。
古い建物を解体した時の古材を使っているようですが、
最近は良い材料がないようです。
使っている樹種は、松と楓です。
楓は、床の間の高級材料なので
富豪の家でした使っていないのです。
最近の床の間は、貼り合わせしたものになるので
材料としては使えないのです。
古材を使うメリットは、
人間の歴史が刻まれた材料なので、
魂がこもるといっています。
薄い新建材では、
材木の生命力も削がれてしまうのですね
人間も新建材のようにならないように
骨太で生きていきたいものです