健康管理士・栄養士・ダイエットカウンセラーの中野かほりです。
今回のテーマは「加齢黄斑変性」
加齢黄斑変性とは、その名の通り、加齢に伴って網膜にある
黄斑という組織が変性を起こす疾患です。
黄斑は網膜の中心部で、ものを見るために重要な役割を担う
視細胞が多く集中しています。
加齢黄斑変性は、高齢者の失明原因となる病気の一つであり、
近年増加傾向にあります。
<症状は?>
加齢黄斑変性の主な症状は、下記のものが挙げられます。
しかし、片方の目だけに症状が現れる場合は気付かないこと
もあり、さらに病状が進行したり、両目が発症して初めて気付
くことも少なくありません。
・ゆがんで見える
・中心が暗く見える
・ぼやけて見える
・不鮮明になる
<原因は?>
加齢黄斑変性の主な原因は、加齢や喫煙、遺伝によるものです。
そのほか、肥満や高血圧、高脂肪食、紫外線なども発症のリスク
を高めるといわれています。
<加齢黄斑変性のセルフチェック>
加齢黄斑変性を早期に発見するためには、日頃から
セルフチェックを行うことが大切です。
下図のチェックシートを使って、見え方を確認しましょう。
~使い方~
1.チェックシートは、目から約30cm離す
2.片目を閉じて表の中央の黒い点を見つめる
※普段眼鏡を使用している方は、眼鏡をかけたまま見つめる
―加齢黄班変性チェックシート―
の可能性があります。 少しでも異常があれば、早めに眼科を
受診するようにしましょう。
<予防・解消法は?>
加齢黄斑変性を予防するためには、禁煙が大切です。
喫煙は、血液中にある抗酸化物質を破壊してしまいます。
そのほかにも、下記のことに気を付けるようにしましょう。
紫外線
・帽子やサングラス、日傘で紫外線による目のダメージを
最小限に抑えましょう
食事
バランスの良い食生活は、目の健康を守る上で大切です。
・肉よりも魚中心の食事をするようにしましょう
・ルテインやビタミンA、C、Eなどの抗酸化ビタミン、亜鉛など
の抗酸化ミネラル、DHAなどのn-3系脂肪酸が多く含まれる
食材をとるようにしましょう
<参考:日本成人病予防協会資料(健康管理士は「予防医学」「健康管理」のスペシャリストです)>
ヘルシーサロンおりーぶ
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