たった一人でいいから | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」


少し前に、リンク先だけここに書いた黒子のバスケ事件、

そして、

昨日起きた札幌の女子高生が母親と祖母を刺殺した事件、

長崎の女子高生の事件、

そして、

過去の神戸の連続児童殺人事件、

過去の秋葉原の事件…

これらの事件は、私にとっては共通点がある。


それは、
「私が加害者になりうる可能性があったかもしれない…」
ということ。

だから、他人事とは思えない。



数年前、こんな本を読んだことがあります。

秋葉原の事件について、中尾先生が書いた本。
{D59C37DB-F91D-4288-99A0-A0FAF6B49540:01}
数年前、中尾先生の講演をきくために東京に行ったくらい、当時私は中尾先生のブログを読み込んでいました。

先生が書いたこの本を読んだときも、
「あぁ、わたし、加害者になってたかもしれない…」
と思った。



…この発言は、遺族の方への失礼に当たるかもしれないし、批判されることかもしれない。

けれど、今日はそれを承知で書く…



加害者の気持ちは、私にはわからなくもない 。

してしまったことに対して、いい悪いはさておき…



昨日の事件の札幌の女の子は、次期生徒会長だったとか…

先生の評価も高いし、きっと”いい子”だったんだろうと思う。

母親の首には深い傷が、祖母の顔には無数の刺したあとがあったというから、よっぽどだったんだろう…


一人でいいから、彼女のことをわかってくれる大人がいたら…

と思ってしまう。



中学生の頃、本当に頼れる大人がいなかった私は、
「ひとりでいいから、頼れる大人がいれば…」
って、何度も思ってたことを思い出した。

そんな夜。







なほ