GRAPES スクリプト
おはよう同志諸君。
さて、今日はGRAPESのスクリプトについて簡単に説明しよう。
GRAPESとは・・・
高性能かつ無料のグラフ描画ソフトである。
神ツールなので、ぜひ、インストールしておくように。
学生はOpenofficeMathとGRAPESの授業を必修にするべきだ。
と私は思う。
ま、とにかくやってみよう。
グラフアニメーションの基本はやはりサイクロイド。
というわけでサイクロイドを描画する。
まずは、GRAPESを起動して
描画領域が第1象限がメインになるように軸を移動させよう。
○を選択して、グラフエリアをドラッグして移動。
こんな感じになるように。
次に原点上に点Pを定義する。
データパネル内、“基本図形”の“P”を選択
ウインドウが開くので、“点”を選択。
○を選択
(0,0)と入力→定義終了
こんな感じ。
そして、やっと本題、スクリプトを記述しよう。
編集を選択
スクリプトタブを選択
このスクリプトタブの入力フォーム内に
//サイクロイド
for k:=0 to 2Pi step Pi/200
P.x:=k-sink
P.y:=1-cosk
draw
next k
と記述しよう。
記述したら、OKを選択。
少しでもプログラムリテラシがある人ならすぐにわかると思うが
一応、翻訳。
スクリプト名 サイクロイド
kは0から2πまでをπ/200ごとに演算
点Pのx座標をk-sinkと定義
点Pのy座標を1-coskと定義
描画
次のkの値代入
『サイクロイド』というのが追加されているはず。
クリックしてみよう!!
本当はもっと滑らかです。
では、今度はスクリプトの5行目を
draw → overdraw
に変えてみよう。
で、Pの文字を消去。
消し方は、
「図形Pのプロパティ」ウインドウで
で消える。
で、OK。
同様に『サイクロイド』をクリック。
すると・・・
とこのように、上書き状態で点が定義され、グラフを描画することが可能である。
いろいろ遊んでみよう!!!