Openoffice 補充 数式内のテキスト打ち | 所長日記・改

Openoffice 補充 数式内のテキスト打ち

おはよう同志諸君。



最近、数式エディタ内に日本語テキストを打っていなかったので気がつかなかったのだが

いつのバージョンアップからか

当研究所の方式での、数式エディタ内の日本語テキスト打ちの方法がうまくいかなくなっていた。

例えば、

nitalic{明けましておめでとうございます。}

だと

所長日記・改-2009-04-05

という感じで、PDFに書き出しても

所長日記・改-2009-04-05-02

となってしまう。

このフォントはMSゴシック。

ということは、テキストをテキストとして認識していないということだ。

仕方がないので、テキストをテキストとして認識させることにする。


補充4) "○○○○" : テキストの入力

例 "明けましておめでとうございます"


" "を用いるのなら、nitalicは不要である。

何だ、簡単じゃん。

と思うかもしれない。

しかし、" "は他書式をはさむことはできない。

即ち、今までの

nitalic {自然数 left lbrace matrix {1## 素数##合成数} right none}

のように

"自然数 left lbrace matrix {1## 素数##合成数} right none"

とすることはできない。

即ち、

{"自然数" left lbrace matrix {1## "素数"##"合成数"} right none}

といちいち挟まなければならないのだ。

おまけに、この記述だと、

所長日記・改-2009-04-05-03

というように、配置中央揃えでも、揃ってくれない。

従って、

{"自然数" left lbrace matrix {1## alignc{ "素数"} ##"合成数"} right none}

所長日記・改-2009-04-05-04

として、中央配置の記述をしないといけない。

折角便利だったのに・・・

おかげで、今まで作ったやつを全部書き直さないといけない。

細々した分は使うたびに訂正していけば良いのだが

2つ3つ大作があるので、それらの訂正を考えると少々憂鬱だ。

というわけで、今後、日本語テキスト打ちをするときは "  " で。

なお、数式ウインドウ内のフォントの変更方法は・・・

コマンドウインドウが開いている状態で

「書式(O)」→「フォントの種類(F)」
所長日記・改-2009-04-05-05

「変更M」→変更したいタイプを選択(ここでは例としてテキストのフォントを変更します)
所長日記・改-2009-04-05-06

適当に変更したいフォントを選択→OK
所長日記・改-2009-04-05-07

確認して→OK
所長日記・改-2009-04-05-08

すると

所長日記・改-2009-04-05-09

こんな感じでフォントが変わる。

覚えておこう。



では。