っと、中央道笹子TNでの天井板崩落事故には驚かされました。
これにより、中央道は笹子TNの前後の区間が上下線で通行止めとなっています。
さて、この通行止めに伴う、路線高速バスの迂回運行が、バスヲタとしては非常に気になるのでして・・・
っということで、一番被害を受けるであろう、甲府~新宿・羽田空港線2路線を軸に、新宿~松本線も実乗してきましたので、レポを上げさせていただきます。
なお、遅延時間につきましては、あくまで第4セクターが実際に乗車した便の時間でありますので、目安程度に考えてください。
仕事が終わり、身延線経由でやってきたのは、甲府駅前の山梨交通甲府駅前BT。
先ず最初に、一番被害が出ているであろう、甲府~新宿線に乗車してみたいと思います。
バスターミナルの発券窓口には・・・
っと、このように表示がありまして、さらに窓口の方から、
「ご存知だとは思いますが、笹子TNの事故により迂回運行を行っており、遅延が予測されますがよろしいでしょうか?」
との念押しを受けてから、乗車券を発券してくれまして・・・
乗車したのはこちらのバス。
甲府駅前12:30発の1520便、山梨交通運行便。
乗車したのは事故から翌日ということで、いろいろまだ混乱があるようでして・・・
いつも乗客が多いバスターミナルも、この日は閑散としていまして、やはり高速バスの利用は、遅延を嫌ってか嫌煙されているようです。
さて、乗客は甲府駅から6人、善光寺から1人の計7人で確定。
石和出発後、運転士さんからR137号御坂TNを経由して、河口湖ICから中央道に入る旨放送がありました。
御坂TNを抜けて、河口湖大橋を渡る山梨交通高速バスというのも、なんとなく変といえば変ですねww
途中順調に走り、河口湖ICには13:40、大月JCTは13:55に通過、客扱いを再開する猿橋BSには14:01の到着。
猿橋BSの定刻が13:28ですから、約30分の遅れですか。
その後順調に走り、新宿は15:08の到着と、28分の到着でした。
こちらでFNNの取材陣が待ち構えていまして、乗客と運転士さんにインタビューを敢行していました。
第4セクターも声をかけられましたが、ヲタということで、丁寧にお断りした次第でww
で、折り返し、15:20の松本行きに乗車。
乗車したのはこちらのバス。
アルピコ交通15:20の5919便。
出発時に運転士さんから、迂回運行する旨放送があり、所要時間については、双葉SA到着後からの所要時間を放送して、双葉SAまでの所要時間は全く分からないということでした。
八王子バリアを通過して、一路松本に向かうのですが・・・
こりゃまた、見事なくらい車がいないんですよね・・・
っということで、大月インターに到着。
大月インターは、料金所から一般道路までの距離が短い、さらに山梨方面へは右折しなければならないため、信号のサイクルが短いということで、少しですが流出渋滞が発生していまして・・・
流出渋滞に嵌ったのが16:25、渋滞を抜けてR20に入ったのが、16:35となっています。
すっかり日も暮れたR20を走るのですが、全くといっていいほど改修工事やBP建設を行っていないR20号ですから、集落内を通過する場所を中心として、渋滞が発生しており、延々と初狩付近まで渋滞していました。
勝沼ICから中央道に入り、一宮御坂IC通過は17:15、双葉SAで休憩17:45~17:55、松本駅には19:15の到着と、約40分の遅延でした。
次の日は、甲府~羽田空港線に乗車。
9:10甲府発の羽田空港行きに乗車。
京急バスM5940号車の運用で、乗客は7人。
3日15:30から、勝沼・一宮両バス停が利用できるようになったせいか、こちらもR20号での迂回運行。
13時までに着けますか?と心配する乗客に、運転士さんが確約は出来ませんが大丈夫ですよとの事。
さて実際はどうかというと・・・
R20号で若干渋滞したものの、大月ICに10:31に到着し、そのまま中央道・首都高経由で、第2ターミナル到着は12時ちょうどと、定刻より20分の早着といった有様。
まあこの路線は、過剰に余裕時間を見ているとはいえ、結局迂回運行による遅延よりは、首都高の渋滞のほうが影響大と言うのが分かりますねww
さて、今のところ、極端な遅延というのは出ていないようですが、すでに時間が読めないということで、高速バスからの乗客の逸走が始まっています。
通行止めが長引くと、アルピコ交通の売り上げにも影響が出るとの報道も出ていますからね・・・
とにかく、原因究明を早くして、対策を取り、早急な開通を望みたいところですが・・・。
まあ正直、もっと遅延するのではないかと思っていたのですが、不要不急の車が動いていないせいか、はたまた東名などに迂回したせいか、交通量が少なく、迂回がスムーズに行っているようで、何よりではないかと思います。