3月10日より、全国初の路線バスの実用運行を開始いたしました、日野製のポンチョ電気バス。
長野市では、早稲田大学が開発した電気バスを実証実験していますが、同じポンチョを使用して、どのように違うのかといったところを見に、青梅線羽村駅にやってきた第4セクターでしたww
はむらんバス停には、日本初の電気バスでの運行をアピールしています。
電気バスは、羽村中央コース専属で運用されています。
では、その電気バスの画像をアップ。
ディーゼル仕様のポンチョとほとんど変わらない外装ですね。
西東京バスが運行を受託していて、B-21251の車番が与えられています。
では、車内の様子はといいますと・・・
早稲田大学のものと違い、エンジン仕様のものと変わらないものになっています。
運転席周りですが、こちらもインパネなどほとんど通常仕様と変わらないものになっていますが、シフトだけが、ATのようなものになっており、前進・後進・Nくらいしかないようですね。
乗車してみてですが、本当に静かですね・・・
羽村駅でバスを待っているときに、スルスルと音も無くやってくるポンチョに驚いたものですが、乗車してもタイヤノイズとインバーターの音が気になるくらいの静粛性です。
で、こちらのバス、羽村市役所~羽村駅~小作駅~羽村市役所と一周回って、市役所で急速充電20分といった運用を組んでいます。
車内のモニターを見ただけですが、一周まわってもモニターの電池残量は減っていませんから、急速充電をしなくても2~3周は運転できるんでしょう。
ちなみにケーブルを使っての充電でした。
早稲田大学のWEB-3は、非接触式充電ですから、その機器がある分だけ機器が大きくなってしまったようですが、こちらは結構コンパクトに纏めてきている感じがしますね。
現状の日野製ポンチョ電気バスでは、このような近距離のコミバスなら、どうにか運用できるのでしょうが、一般の路線バスだと、一々車庫に帰って充電とか現実的ではないですね・・・
このシステム、大型バスでは無理のような気がします。
まあその辺りは、メーカーも分かっているとは思いますが。
現状大型バスで電気バスを走らせるのなら、トロリーバスのように外部から電気を取得するような方式が現実的なんでしょうね。
っと、後は公式側からと後方の画像をアップして記事を終わりにします。