EOS 6Dを使い始めたのが2013年11月…それまでだましだまし使っていたEOS 40Dと雲泥の差があったのでこのカメラを買って良かったと思う。
 
ただひとつ問題があって、この6Dのようなフルサイズ機では40DのようなAPS-C機より望遠側が伸びない。例えば自前のEF70-300mmのレンズは6Dではそのままだけれど40Dでは35mm換算で112-480mm相当の画角となりより望遠が利くように見える。
 
そこで長い間300mmを越える焦点距離のレンズを配備する必要があると思っていた。しかしどうもそれに抵抗があって、ネオ一眼という割と安価なコンパクトカメラを買って代用していたのだけれど、やはり画質が一眼レフと雲泥の差があった。
 
そこでいくつかの選択肢が考えられる。
 
①EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを買う→高すぎる割には寄りがもう一つ(画質は良いが)
②SIGMAかTAMRONの150-600mm F5-6.3のズームレンズを買う→重いのが難点
③EOS 80DかEOS 7DIIを買いEF70-300mm F4-5.6 IS II USMを買う→軽量ではあるがコスト高である
 
自分的には③が良いかなと思っていた。というのは演奏会撮影の仕事をすると今までは1台のカメラに数本のレンズを付け替えていたけれどレンズ交換のタイミングで撮り逃して悔しい想いをしたことが何度もあるので、やはり2台持ちというのは咄嗟の場面に対応が可能だから便利だと思う。しかも新しいカメラはAFも速いし正確だし何よりファインダーの中に水準器を表示できるのが良い。
 
ただAPS-C機の300mmは結局480mmでしかない。過去に撮った40Dでの300mmを見ると『こんなもんで良いんじゃないか?』と思うときもあるし『もうちょっと寄りたい』と思うときもある。そうなるとおのずと答えは②を選択するという事になる。投資は最も安上がるし…
 
てな訳でポチッた…メーカーはTAMRONだ。2kgを越えるレンズは流石に重いがこれからいろいろと頑張ってもらおう。最初の出番は今週末の長男の音楽発表会だな。ガンガン撮ってやろう!!
 
EF50mmと比べてこの大きさの差…バズーカーか?
 
なお今夜梱包を開けてテストをしてみたがなかなか好感触だった。もちろんF値が暗いレンズなので割と高感度で撮る事になるが手振れ補正がビシッと止まるのでなかなか良い感じの絵が撮れるようだった。
 
150mm
 
同じ位置から600mm
 
きっとこれから活躍の場が多いかと思う。
 
以下テスト撮影…
TAMRON SP150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2 600mm f/6.3 1/40 ISO3200
望遠ズーム、最短撮影距離2.7m…遠いなぁ
 
TAMRON SP150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2 150mm f/5 1/80 ISO3200(同じ位置から)
絞り解放からキリッとしているかな
 
EF 70-200mm F2.8L IS II USM 200mm f/2.8 1/250 ISO3200 
大口径望遠ズーム、最短撮影距離1.2m
 
EF 70-200mm F2.8L IS II USM 70mm f/2.8 1/250 ISO3200(同じ位置から)
背景が美しくにボケる
 
EF 24-105mm F4L IS USM 105mm f/4 1/250 ISO3200
標準ズーム、ちょっとアンダー気味…
 
EF 24-105mm F4L IS USM 24mm f/4 1/125 ISO3200(同じ位置から)
背景が写り過ぎてイカン(汗)
 
EF 50mm F1.4 USM f1.4 1/1250 ISO3200
大口径単焦点、ピント薄い…
 
EF 50mm F1.4 USM f1.4 1/1250 ISO3200
味わいはある