木曜の保育参観の後で練習に出て行く時に

「ぼくもれんしゅういきたい」

と泣きながら言う息子に「そのうちね」と振り払って出て行ったので、土曜の練習に連れて行く事にした。あきちゃんの楽器も積んで出発!夕食を食べてから芸創へと向かった。

ちょっとゆっくりと食事をしたからか到着したのが遅くなった。合奏開始まであと15分程度しかなかったので、練習室に到着したらすぐにコルネットを出して息子に『吹いてみろ』とあてがう。しかし何分初めての事なので吹けるはずもなく・・・そもそもまだ手が小さいので楽器も満足に持てない。とにかくマウスピースからかな?と思い、自分のバリトンも出してウォーミングアップがてらバズィングの練習から手本を示す。そちらもすぐには出来なかったけれど、もしかしたら教えたら出来るんじゃないか?とか少し思った。それにしても初めての場所なのに嫌がらないし、『こうやるんだよ』と言うと素直に真似をしようとするのが意外だった。

あきちゃんがトイレから帰ってきたので指導を交代。合奏の開始という事で着席する。合奏が始まったが息子は何か喋っていたものの走り回る事もなくじっと聴いているようだった。えらいえらい(笑)しかし帰りの電車の時刻が近づいてきたので一度退席。あきちゃんと息子を敷地の外まで見送ってきた。すぐ近くに呉羽駅。息子は電車も好きだから嬉しいだろう。ゴキゲンでバイバイしていた。

さて、合奏に戻る。

12月の演奏会の後、木曜(2/19)に久しぶりに合奏に出て今回が2回目となる。その間のみんなの出席頻度は不明だが演奏会後から2/14まで14回もの練習日程が組んであったので、さぞかし自分は遅れているであろうと思ったけれど、今夜合奏した曲はそうでもなかった。まあ他にも曲があるんだけれど、『いったい君たち今まで何を練習してきたんだ?』と言いたくなるような・・・

今まで14回も練習を棒に振った自分が言うのも何だがそんなに多くの練習時間が必要なのか?練習場の料金だってただではない。効果の上がらない練習で集めた団費をドブに捨てていないか?

A,リードのエル・カミーノ・レアルは今まで吹奏楽で何度もやった。他の人も1度は何処かでやっていると思う。まあテンポの速いところはいいとして、比較的に作りやすい中間部のゆったりしたところだけれど、強弱への配慮が全く感じられなかったのでモノを申した。ppで吹くところをmfぐらいで吹いている感じがする。指揮で「抑えろ」とジェスチャーしないのもいけない。ppで我慢してゆっくりゆっくり大きくしていくから後のffが生きてくるんじゃないのか?曲への理解が不足していると思う。しかも言った後一度は注意するも、次からまた元通りになってしまう。指揮で注意喚起しないからだ。

毎回練習に出ているから偉そうなのか?毎回練習に出ているから自分のソロ曲をしようと言うのか?そもそも選曲に関しての疑問はそれだけではないがここでは今は触れないでおく。

12月の演奏会の録音CD-Rがまだたくさん余っていた。バンドが30名程度の編成だから30枚作ったのだけれど見たところ10枚以上余っているようだった。一生懸命作ったのに残念だ。12月の演奏会は自分の音はほぼわからない。着座位置だったり楽譜上目立った仕事をしていないという理由もある。唯一判別出来るのはオーウェンのソロ曲でオーウェンとたった2本ユニゾンで吹いたり小さなアンサンブルを形成したりする、長い演奏会のほんの一瞬だけだ。なかなか報われないパートだと思う。

まあしかし頑張っていればそのうち良い事があるかもしれない。