吹奏楽団の個人練習に出て行った。練習場に入るとまず新年の挨拶になる。


さて、新年初めての練習という事で今年の目標を設定する事にした。今年は去年より吹きたい。出来れば去年ほとんどやらなかったSoloとかも多く吹きたいと思う。

それには音色をもうちょっと良くしたい。アタックを明瞭かつ軽くしたい。あとこの楽器に見合うような濃厚な音が出せるように・・・

ちょっとハードルが高いかな?しかし音を出した感じ去年とそんなに変わらない。パッとしないな・・・


そもそも何故こんな感じなのか?


考える。

アタック時の舌のポジションが良くない。

修正・・・

良くなった。けれどしばらくするとまたビミョーに・・・

何故だ?

舌を動かす距離が長くなるからかな?口の中を縦に開け過ぎなのか?


この考えは正しいようだった。修正をかけると良くなった。

シングル・ダブル・トリプル・・・気持ちいいように決まる。


練習後にマウスピースを洗いに洗面所へ・・・唇の周りにクッキリとマウスピースの跡が付いていた。

これは良くないな。次回の練習ではもっとマウスピースを軽く当てても音が出るようにせねばいけないな・・・


自分の事はこの辺にして、背後のトランペット奏者は誰だ?と思ったらかなえちゃん・・・久しぶりに音を聞いたが激変しているではないか!?

何ていうか良い感じだ。何が良いかというとアタックが明瞭で丁寧・・・そして音に張りがある。

『どうしたんだ?』と聞いたらとある方にレッスンしてもらったとの事。彼女は今まで『根性論』の吹き方を目指していたけれど、彼女の華奢な体ではそんなパワフルな吹き方が合うはずがなく、そういう彼女を見るのが歯痒かった。方針転換によって丁寧な吹き方を目指す事によってきっと良くなるだろう。そもそもバンドのトランペット奏者全てが見習って欲しいところだ(笑)


なんて人の事言ってないで自分の事だ。明瞭で丁寧なアタック・・・そして濃厚な音・・・頑張らんとなぁ~