mrtgでApacheの設定が自動でされていて苦労しました。 | サーバーエンジニアのスキルアップ日記

サーバーエンジニアのスキルアップ日記

サーバエンジニアがレンタルサーバーを使って試行錯誤しながら各種サービスを動作させ、スキルアップする日々を語ります。

メールサーバーの構築をする予定だったのですが、その前に

mrtgのApacheの設定で少し苦労しましたので、それについて

記載します。




最初は、ドキュメントルート配下にmrtgのディレクトリを作成し、


http::/ドメイン名/mrtg/index.html


でアクセスさせるつもりだったのですが、権限がないとかの

エラーで表示できませんでした。




mrtgの動作確認をしたかったので、とりあえずApacheの設定は保留で

使用していないバーチャルホストのドキュメントルートをmrtgディレクトリ

にして表示させていました。




今日になって、そういえばと思い出し、Apacheの設定を戻そうと思ったのですが

何をやってもアクセスが拒否されます。




httpd.confを何度見直してもそんな設定はしていません。




もしかしたら何か他の場所から設定ファイルをインクルードしているのかと

思い、見てみたら /etc/httpd/conf.d の配下にmrtg.confというファイルが

勝手に(自動に)作成されていました。




設定内容を見ると下記のようになっていました。




(設定内容)

Alias /mrtg /var/www/mrtg


<Location /mrtg>

Order deny,allow

Deny from all

Allow from 127.0.0.1

Allow from ::1

# Allow from .example.com

</Location>




なるほど、ローカルからしかアクセスが許可されていませんでした。

原因が分かりました。




mrtg.confのバックアップを取り、設定変更して再確認しました。


今度はURLが無効とのエラー。




原因を調べると、バックアップしたmrtg.confファイルが原因でした。


httpd.conf内に "Include conf.d/*.conf" と記述されていたため

バックアップしたファイルも重複して読み込まれてしまっていたのです。

(バックアップしたファイルのファイル名が、日付_mrtg.confにしていたため)




なんだか、あまり本質的ではない部分ではまってしまいました。

もう少し全体を俯瞰してみないと駄目ですね。



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