おかげさんで好評をいただいておりますK6-110PSキットと、その周辺の補記類について今日は長々と書こうと思います。
どうですか、シンプルでかっこいいこのエンジンルーム
まずはK6-110PSキット
文字通り、K6エンジンで110PS発生させるキットです。
オープンエアクリーナーで、ブースト1.3キロで110PSのパワーを発生します。
110PSというのもなかなかのものですが、いちばん注目してほしいのはパワーの立ち上がる回転数と立ち上がり方です。
2000回転ちょっとぐらいからパワーが立ち上がってきて、4000回転で90PSに達しています。
最大トルクが発生するのは3500回転と、よく使う常用回転でのパワーが大幅も大幅、超大幅にアップしているので、ものすごーく乗りやすいエンジンになります。
ブースト0.7キロでも80PSオーバー、1キロで90PSオーバーと、ブーストをそんなに上げなくても十分速いです。
坂道、追い越し時、信号のスタートなど加速の鈍さ、大きなタイヤを履いたがための遅さなど、K6エンジンが遅いと感じるのは、低中回転でのパワーとトルク不足がいちばん大きな原因。
トルクがないから押し出す力もなく、エンジン回転がなかなか上がっていかなく、遅い!ってなってしまうんです。
K6-110PSキットなんてネーミングがついていますが、いちばん注目してほしいのは低中回転でのモリモリなトルクとパワーです。
K6-3500回転16キロトルクキットとか、K6-4000回転90PSキットってネーミングにしたら街乗りを大きく意識したキットってわかりやすいかな。
でも、純正よりもタービンが大きいのになんでパワーの出方が高回転よりにならないの?って思われる方もおられると思いますが、そんな方はこちらの記事をお読みください。
なぜかというと、ファーストのハイレスポンスタービンの出来がいいからです。
速いとか乗りやすいのはわかってもらえたかなと思うんですが、みなさん二言目に出てくるのが耐久性と燃費の事。
耐久性、まったく問題なし。
燃費、ノーマルよりはるかにいい。
110PSキットは、トルクがすごくあるのと低回転からパワーが出ているので、アクセルをあまり踏まなくても良く走ります。
てことは、高回転回さなくても、ブーストをあまりかけなくてもいいってことです。
今までクレバーや110PSキットを装着してくださったお客さんは、口をそろえて、アクセル踏まんでもよー走るねん。って言ってくださいます。
アクセルをあまり踏まなくても、回転をあまり上げなくても走るって事は、燃料はあまり食わない、回転上げなければエンジンの負担も少ないです。
普通に乗ってたらむっちゃ燃費いいですよ。びっくりするぐらい。
あと、前にも言いましたが、皆さんアクセルを全開ぐらいまでにして高回転ぶん回してフル加速する事ってどれぐらいまりますか?
あまりないでしょ?
100PSオーバーのパワーが出てい時って、アクセルを大きく開けたときだけなので、スピード狂やフル加速ばかりしている方じゃないと、高出力で走ることって少ないと思います。
だから耐久性ってそこまで気にしなくてもいいですよ。
でも良く走るし楽しいからといってフル加速ばかりしていると、回転も上げるし、燃料もいっぱい食うし、パワー出すしで燃費や耐久性に影響してきます。
これはパワーを上げたエンジンだけではなく、ノーマルエンジンにも言える事です。
110PSキットたけでだいぶ書いてしまいましたが、ここからは110PSキットの性能を100%引き出すことの出来るパーツを紹介していきます。
まず、スーパーサクション&クールゾーンプレートセット
ファーストのエアクリーナーとサクションパイプは低回転でのトルクが落ちません。
それはパイプとエアクリーナーの構造にあります。
企業秘密なのでこれ以上は言いませんが、ファーストのスーパーサクションキットは低回転からトルクもパワーも上がります。
社外のオープンエアクリーナーにしたら、高回転は良くなったが、低中回転が遅くなったって話はよく聞きますし、店の作業でも、下の力がなくなってしまったからと言って、他社のサクションキットからファーストのサクションキットに交換される方がちょこちょこおられます。
もったいない話ですが、遅くなるのは嫌ですもんね。
セットされているアルミのプレートがクールゾーンプレートと言って、エンジンルーム内の熱い空気をエアクリーナーに吸わせない、グリルから入ってくる冷たい空気をエアクリーナーに導く役目をしています。
吸気温度は低ければ低いほうがいいです。
吸気温度が低いと酸素の濃度が濃くなり、燃料とのバランスで燃焼が良くなり、パワーと燃費に大きく影響してきます。
エンジンかけてすぐは車がよく走るとか、冬のほうがよく走る、燃費がいいと言うのはこの吸気温度の関係によるものが大きいです。
だからターボ車にはインタークーラーと言うものがあり、チューニングを進めていくとインタークーラーを大きくしたりして吸気温度を下げると言う事をするんです。
吸気温度が高いと、熱による損失、パワーロスが大きくなってしまいます。
ファーストの、スーパーサクション&クールゾーンプレートセットは、トルクやパワーの事はもちろん、熱損失の事も考えたキットです。
次に、トラストブローオフ付きインテークパイプ
なぜ純正ではダメなのか? なぜトラスト製なのか?
純正ブローオフバルブは、保持力が弱く、ブーストの細かな脈動に対して、開いたり閉じたりって事を繰り返してしまいます。
開いてほしくないときに開かれると、ブーストが安定せずパワーが逃げてしまいます。
よくわかるのが、ブーストコントローラーをつけてブーストをアップしたり、ブーストの立ち上がりを良くしようとしたセットをしている場合で、ハーフアクセル時にブローオフが開いたり閉じたりし、車がペッコンペッコンします。笑うぐらい。
こうなったらブーストコントローラーをOFFにするしかなく、すばやいブーストの立ち上がりは望めません。イコール、よい加速も望めません。
あとで書きますが、強化アクチュエーターを装着する事で、この症状は若干抑えられますが、若干で完璧に抑えることは出来ません。
だから保持力の強いブローオフバルブが必要なんです。
純正では役不足すぎます。
で、トラスト製を選んだ理由は、
フローティングバルブと言う構造(詳しくはトラストHPを見てください)
ホースの向きが調整できたり、取付のしやすさなど使い勝手がいい。
見た目のかっこよさと、音がいい。
B社のはなんかレスポンスが悪い。よく壊れる。
H車のは性能はいいけど、あの独特な音が、おれはどーも好きにはなれない。
って事でトラスト製になりました。
ファーストのブローオフバルブのキットは、あとで紹介するインタークーラーアップにも対応していますし、ブローオフの向きを360度任意で調整できるので、バルグヘッドにつくオイルキャッチタンクに当たらずにつけることが可能です。
インタークーラーアップステーと、ダクトホースセット
これも吸気温度を冷やすためのパーツです。
インタークーラーが純正位置のままでは、いくら風を当ててやっても、いくらインタークーラー本体を大きくしても、微々たる温度しか冷えません。
なぜかと言うと、風が抜けるところがないからです。
出してやらないと入ってこれないんです。
出るほうのインタークーラー下の隙間を大きくしてやると、風が抜けやすくなって吸気温度が冷えます。
インタークーラーを交換するのに比べて、1/5の費用で5倍の効果があります。
当社テストで街中で5~8度、高速では10度ぐらいの吸気温度低下。
さらに、ダクトホースセットでインタークーラー下に風の流れを作ってやる事で、さらに多くの風がインタークーラーを通り、さらに吸気温度が下がります。
当社テストでマイナス5度の吸気温度低下がありました。
詳しくは↓
インタークーラーアップステー
ダクトホースセット
ファーストモデルMRSインテークチャンバー

MRSインテークチャンバーは、私が知るインテークチャンバーの中で、いちばん低中回転のトルクとパワーが上がり、高回転の回りとパワーも犠牲にしないインテークチャンバーです。
なぜか、、、
あまり書くとコピー屋さんが真似するので、MRSさんの商売の邪魔をしても申し訳ないので書かないことにします。
言える事は、今あるジムニーのインテークチャンバーの中で、唯一MRSがK6というエンジンに必要なものを補い、構造もいいので、他のインテークチャンバーと比べてMRS製が突出して性能が高い。
だからファーストはMRS製を使っていると言う事です。
強化アクチュエーター
どうですか、シンプルでかっこいいこのエンジンルーム

まずはK6-110PSキット

文字通り、K6エンジンで110PS発生させるキットです。
オープンエアクリーナーで、ブースト1.3キロで110PSのパワーを発生します。

110PSというのもなかなかのものですが、いちばん注目してほしいのはパワーの立ち上がる回転数と立ち上がり方です。
2000回転ちょっとぐらいからパワーが立ち上がってきて、4000回転で90PSに達しています。
最大トルクが発生するのは3500回転と、よく使う常用回転でのパワーが大幅も大幅、超大幅にアップしているので、ものすごーく乗りやすいエンジンになります。
ブースト0.7キロでも80PSオーバー、1キロで90PSオーバーと、ブーストをそんなに上げなくても十分速いです。
坂道、追い越し時、信号のスタートなど加速の鈍さ、大きなタイヤを履いたがための遅さなど、K6エンジンが遅いと感じるのは、低中回転でのパワーとトルク不足がいちばん大きな原因。
トルクがないから押し出す力もなく、エンジン回転がなかなか上がっていかなく、遅い!ってなってしまうんです。
K6-110PSキットなんてネーミングがついていますが、いちばん注目してほしいのは低中回転でのモリモリなトルクとパワーです。
K6-3500回転16キロトルクキットとか、K6-4000回転90PSキットってネーミングにしたら街乗りを大きく意識したキットってわかりやすいかな。
でも、純正よりもタービンが大きいのになんでパワーの出方が高回転よりにならないの?って思われる方もおられると思いますが、そんな方はこちらの記事をお読みください。
なぜかというと、ファーストのハイレスポンスタービンの出来がいいからです。
速いとか乗りやすいのはわかってもらえたかなと思うんですが、みなさん二言目に出てくるのが耐久性と燃費の事。
耐久性、まったく問題なし。
燃費、ノーマルよりはるかにいい。
110PSキットは、トルクがすごくあるのと低回転からパワーが出ているので、アクセルをあまり踏まなくても良く走ります。
てことは、高回転回さなくても、ブーストをあまりかけなくてもいいってことです。
今までクレバーや110PSキットを装着してくださったお客さんは、口をそろえて、アクセル踏まんでもよー走るねん。って言ってくださいます。
アクセルをあまり踏まなくても、回転をあまり上げなくても走るって事は、燃料はあまり食わない、回転上げなければエンジンの負担も少ないです。
普通に乗ってたらむっちゃ燃費いいですよ。びっくりするぐらい。
あと、前にも言いましたが、皆さんアクセルを全開ぐらいまでにして高回転ぶん回してフル加速する事ってどれぐらいまりますか?
あまりないでしょ?
100PSオーバーのパワーが出てい時って、アクセルを大きく開けたときだけなので、スピード狂やフル加速ばかりしている方じゃないと、高出力で走ることって少ないと思います。
だから耐久性ってそこまで気にしなくてもいいですよ。
でも良く走るし楽しいからといってフル加速ばかりしていると、回転も上げるし、燃料もいっぱい食うし、パワー出すしで燃費や耐久性に影響してきます。
これはパワーを上げたエンジンだけではなく、ノーマルエンジンにも言える事です。
110PSキットたけでだいぶ書いてしまいましたが、ここからは110PSキットの性能を100%引き出すことの出来るパーツを紹介していきます。
まず、スーパーサクション&クールゾーンプレートセット

ファーストのエアクリーナーとサクションパイプは低回転でのトルクが落ちません。
それはパイプとエアクリーナーの構造にあります。
企業秘密なのでこれ以上は言いませんが、ファーストのスーパーサクションキットは低回転からトルクもパワーも上がります。

社外のオープンエアクリーナーにしたら、高回転は良くなったが、低中回転が遅くなったって話はよく聞きますし、店の作業でも、下の力がなくなってしまったからと言って、他社のサクションキットからファーストのサクションキットに交換される方がちょこちょこおられます。
もったいない話ですが、遅くなるのは嫌ですもんね。
セットされているアルミのプレートがクールゾーンプレートと言って、エンジンルーム内の熱い空気をエアクリーナーに吸わせない、グリルから入ってくる冷たい空気をエアクリーナーに導く役目をしています。
吸気温度は低ければ低いほうがいいです。
吸気温度が低いと酸素の濃度が濃くなり、燃料とのバランスで燃焼が良くなり、パワーと燃費に大きく影響してきます。
エンジンかけてすぐは車がよく走るとか、冬のほうがよく走る、燃費がいいと言うのはこの吸気温度の関係によるものが大きいです。
だからターボ車にはインタークーラーと言うものがあり、チューニングを進めていくとインタークーラーを大きくしたりして吸気温度を下げると言う事をするんです。
吸気温度が高いと、熱による損失、パワーロスが大きくなってしまいます。
ファーストの、スーパーサクション&クールゾーンプレートセットは、トルクやパワーの事はもちろん、熱損失の事も考えたキットです。
次に、トラストブローオフ付きインテークパイプ

なぜ純正ではダメなのか? なぜトラスト製なのか?
純正ブローオフバルブは、保持力が弱く、ブーストの細かな脈動に対して、開いたり閉じたりって事を繰り返してしまいます。
開いてほしくないときに開かれると、ブーストが安定せずパワーが逃げてしまいます。
よくわかるのが、ブーストコントローラーをつけてブーストをアップしたり、ブーストの立ち上がりを良くしようとしたセットをしている場合で、ハーフアクセル時にブローオフが開いたり閉じたりし、車がペッコンペッコンします。笑うぐらい。
こうなったらブーストコントローラーをOFFにするしかなく、すばやいブーストの立ち上がりは望めません。イコール、よい加速も望めません。
あとで書きますが、強化アクチュエーターを装着する事で、この症状は若干抑えられますが、若干で完璧に抑えることは出来ません。
だから保持力の強いブローオフバルブが必要なんです。
純正では役不足すぎます。
で、トラスト製を選んだ理由は、
フローティングバルブと言う構造(詳しくはトラストHPを見てください)
ホースの向きが調整できたり、取付のしやすさなど使い勝手がいい。
見た目のかっこよさと、音がいい。
B社のはなんかレスポンスが悪い。よく壊れる。
H車のは性能はいいけど、あの独特な音が、おれはどーも好きにはなれない。
って事でトラスト製になりました。
ファーストのブローオフバルブのキットは、あとで紹介するインタークーラーアップにも対応していますし、ブローオフの向きを360度任意で調整できるので、バルグヘッドにつくオイルキャッチタンクに当たらずにつけることが可能です。
インタークーラーアップステーと、ダクトホースセット

これも吸気温度を冷やすためのパーツです。
インタークーラーが純正位置のままでは、いくら風を当ててやっても、いくらインタークーラー本体を大きくしても、微々たる温度しか冷えません。
なぜかと言うと、風が抜けるところがないからです。
出してやらないと入ってこれないんです。
出るほうのインタークーラー下の隙間を大きくしてやると、風が抜けやすくなって吸気温度が冷えます。
インタークーラーを交換するのに比べて、1/5の費用で5倍の効果があります。
当社テストで街中で5~8度、高速では10度ぐらいの吸気温度低下。


さらに、ダクトホースセットでインタークーラー下に風の流れを作ってやる事で、さらに多くの風がインタークーラーを通り、さらに吸気温度が下がります。
当社テストでマイナス5度の吸気温度低下がありました。
詳しくは↓
インタークーラーアップステー
ダクトホースセット
ファーストモデルMRSインテークチャンバー

MRSインテークチャンバーは、私が知るインテークチャンバーの中で、いちばん低中回転のトルクとパワーが上がり、高回転の回りとパワーも犠牲にしないインテークチャンバーです。
なぜか、、、
あまり書くとコピー屋さんが真似するので、MRSさんの商売の邪魔をしても申し訳ないので書かないことにします。
言える事は、今あるジムニーのインテークチャンバーの中で、唯一MRSがK6というエンジンに必要なものを補い、構造もいいので、他のインテークチャンバーと比べてMRS製が突出して性能が高い。
だからファーストはMRS製を使っていると言う事です。
強化アクチュエーター
天下のHKS製です。チャ〇ニーズ製ではありません。
高性能です。
ブーストの立ち上がりがよく加速が良くなります。
ブーストアップしても、ブーストの垂れが少なく安定しているので、高回転までしっかりとパワーが維持できます。
保持力が高く、ハーフアクセルでのブーストの安定もよく車がギクシャクする事が少ないです。
詳しくは→強化アクチュエーター
防水仕様トラストプロフェック
ファーストがトラストさんにお願いして、防水処理をしてもらっている、ブーストコントローラープロフェックです。

ほとんどの方がエンジンルームにつけると思いますが、ジムニーって隙間が多いからエンジンルーム内に水がかかる可能性も高いです。
過去に数回壊れた事があるので、新品のときから防水処理をして出荷してもらう事にしました。
これで安心して使えますし、走れます。
あと、NAGバルブ&オイルキャッチタンク。
これは後日別で書きたいと思います。
これらのパーツをつけると、
ノーマルパーツの弱さが原因のパワー損失、熱によるパワー損失が少なくなります。
ピークパワーに到達するまでの時間が早くなり、加速が鋭くなります。
アクセル踏み返しのレスポンスが良くなります。
これらは、110PSキットだけをつけた時と比べて、あからさま、十分に体感するほどの違いがあります。
こんだけ違うんやったらそら全部つけるわ。と言ってしまうぐらい。
これだけ一緒にやれば理想です。
ですが、費用がそこそこいくので、段階を踏んでちょっとずつというのも可能です。
どういう順番で行くべきなのかわからない場合はご相談ください。電話でね。
K6-110PSキットとさらに性能をアップさせるためのパーツでした。
先日、これらの内容すべて奈良のKRSWさんのJB23に付けさせていただきました。
後日、KRSWさんから、速いし乗りやすいし、大変良い。と喜びの電話をいただきました。
ありがとうございました。
では、