やってまいりました。昨年夏に見て以来です。

髭切コレクション、

略して髭コレ2017春
(おばちゃん勝手に命名)御堪能くださいませ。


今回は鞘まで展示されております。


今回は茎(なかご)を右側に展示しております。


内箱、刀を納める箱も見られます。

「粟田口左近将監国綱作長貳尺八寸貳分
鬼切丸 銘安綱  従五位籠手田安定謹書之」

と書かれています。呪文のようです(違う)

因みに、太刀を入れる内箱とその内箱を入れる箱の二つがあります。


兄者ライン(反り)がたまりません。

兄者ラインをアップで。


 鋒(きっさき)が小ぶりでなんかすました感じ。←?



堀川国広(重文)
刀 銘 北野天満天神豊臣秀頼公御造営之時
于時慶長十二丁未十一月日信濃守国広造

このガツンとした力強さ。力強い感じは国広作っぽいのですが国広作は反りが深いらしいのですがこれはそんなに?ですよね?詳しい人解説よろしくです。拵えもすばらしいです。

見えにくいですが、説明載せておきます。




青江恒次(重文)
銘恒次附 糸巻太刀拵
元禄15年の八百年大萬燈祭に加賀藩主前田綱より天満宮に奉納されたものとのことです。

ほんと、この状態で残っているのがすごい。




コチラは昭和2年に奉納された比較的新しい太刀ですが、鋒(きっさき)が両刃(もろは)の直刀。形状があの平家の宝刀「小烏丸」と造込みが似ているので「小烏丸造り」と呼ばれています。

小烏丸父上のそっくりさん?といっていいのか……おばちゃん初めましてです。


鋒(きっさき)だけ本当に両刃。ちょっと形状が先だけ槍っぽいかな。拵えも素晴らしいです。おばちゃんはこういう古~いデザインが特に好物です。






道真公の守り刀「猫丸」もあったり重文の刀、長船派の刀もたくさん展示されてます。全体的に長船派が多い気がします。
今回の展示タイトルでもある鬼神像や、武具馬具など見応えあります。
以下、展示物ピックアップ。




鬼さんかわいい。真ん中の鬼さんはいえええええい!って拳振り上げてるww





IMG_20170207_110611478.jpg

ふぅ、おなか一杯デレデレ御馳走様でした
 
それにしても、やっぱり耳鳴りがしたり首が痛くなるのはなぜでしょうね。昨年、色々と刀剣を見てきましたが北野天満宮のこの宝物殿が一番強烈です。霊山博物館の幕末の志士が使った刀はどれも血なまぐさかったのですがそれは一度軽く痛くなったきりでした。
 
陸奥守吉行も膝丸も石切丸も小狐丸も他の無名の刀剣の数々も感動はしたものの特に何事もなく鑑賞しましたし真顔??
 
 

日曜日だったので人も多く、兄者に群がる人々が。
良かったねぇ。平日はぽつーん……だったからね。
さて、長くなりそうなので一旦ここで切ります。
次回に続くパーウインクキラキラ
関連記事
ペタしてね