ニジュウヤホシテントウ 幼虫 | 私家版里山図鑑

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おもに、宮崎県南部平野部の里山に生息する生き物・・・昆虫・鳥などの図鑑を目指しています。

ニジュウヤホシテントウ 幼虫 コウチュウ目(鞘翅目)テントウムシ科

成虫がいれば、幼虫も当然・・・と言うことで、今日はニジュウヤホシテントウの幼虫です。
この幼虫の形、まったく成虫の面影はありません。

昆虫の多くは卵で生まれ、孵化(ふか)して幼虫になります。
幼虫は蛹化(ようか)して蛹(さなぎ)になり、蛹から羽化(うか)して成虫になります。

こう言うように、卵->幼虫->蛹->成虫の経過をたどっていくのを完全変態と言います。
一方、蛹の段階がないのを不完全変態と言います。
ごくまれに、無変態の種もいますが、ほとんどは完全変態か不完全変態です。

で、完全変態をする昆虫の多くが、幼虫は成虫と似ても似つかぬ姿をしていて、蛹になって成虫の面影が出ています。
このニジュウヤホシテントウの含まれるコウチュウ目、鱗翅目(チョウ目)などが、完全変態をするグループなので、幼虫は成虫に似ていないわけですね。

で、ムシたちを調べていていつも頭を悩ませるのが、この幼虫たちなのです。
私の場合、幼虫の写真を撮っても、迷宮入りしてしまうものがほとんどです。

でも、幼虫の名前を調べる作業って、なかなか止められないんですよね。
「ダメかも!」と思いながら、幼虫(ほとんどがイモムシ、毛虫ですが)を見つけるとつい写真に撮ってしまいます。

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撮影日 2014/6/23 撮影場所 宮崎県串間市

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撮影日 2014/6/23 撮影場所 宮崎県串間市

【これまでのニジュウヤホシテントウの記事もご覧下さい】
2011年1月27日「ニジュウヤホシテントウ」
2014年7月22日「ニジュウヤホシテントウ ミニトマトの葉を食害」

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