今日のブログの話題は、これまで同定できなかった種の話題です。
昨夜の虫談義の中で、先輩方のお知恵をお借りして同定にいたりました。
拙ブログ、429種目の初登場のマツカレハです。
11月17日、朝起きて家の周りを回っていたら、網戸にへばりついていました。
最初見たときには、上翅の中央に白い斑紋があるので、同定は容易であろうと考えたのですが、なかなか見当がつきません。
そのままお蔵入り・・・迷宮入りかと思ったのですが、昨夜の集まりでなんとか同定までいたりました。
いつものことですが、蛾の斑紋の変異の激しさにはとても悩まされてしまいます。
このマツカレハですが、♂が25mm、♀が40mm前後で、日本全土にいます。
植樹がアカマツ、クロマツ、ヒマラヤスギなどのため、幼虫が大量発生した時には、食害してしまうこともあります。
また胸部の毛には毒針毛があるので、注意が必要です。
とは言いながら、この個体、モクモクとしてまるでネズミ・・・モルモットみたいで、愛らしく感じます。
とても「害虫」とは思えないんですけどね。
撮影日 2013/11/17 撮影場所 宮崎県串間市
撮影日 2013/11/17 撮影場所 宮崎県串間市
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