オオカマキリ 卵鞘 | 私家版里山図鑑

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おもに、宮崎県南部平野部の里山に生息する生き物・・・昆虫・鳥などの図鑑を目指しています。

オオカマキリ 卵鞘 カマキリ目カマキリ科

虫たちを求めて散歩しますが、なかなか出会えなくなりました。
この冬の寒さが、影響しているのだろうと思います。
それほど、寒くなるのが早いですね。

その替りと言ってはなんですが、目に付くのはカマキリの卵です。
いやいや、卵ではなくて「卵鞘」もしくは「卵嚢」ですね。
多くの卵がスポンジ状のものに包まれていて、これを「卵鞘」もしくは「卵嚢」といいます。

卵鞘は暑さや寒さ、それに乾燥しすぎないように、もしくは湿気が多すぎないように調整できるすぐれものです。
卵はこの卵鞘に守られてひと冬を過ごし、ほかの虫たちが出揃った春遅く(もしくは初夏)に羽化するのです。

ちなみに一個の卵鞘には、オオカマキリの場合、卵が20~300個くらい入っています。
ただし、孵化するのはその数分の1しかありません。

私家版里山図鑑-1
撮影日 2013/12/2 撮影場所 宮崎県串間市

私家版里山図鑑-2
撮影日 2013/12/2 撮影場所 宮崎県串間市

$私家版里山図鑑-3
撮影日 2013/12/3 撮影場所 宮崎県串間市

【これまでのオオカマキリの記事もご覧下さい】
2010年12月25日「オオカマキリ」
2012年8月10日「オオカマキリ 幼虫」

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