テングチョウ ♀ in 大島 鱗翅目タテハチョウ科テングチョウ亜科
昨年の大島行でも登場してくれたテングチョウですが、今年もちゃんと現れてくれました。
しかも一頭とかではなく、島のあちこちで、合計したら7~8頭くらいいたでしょうか。
で、♂と♀の見分け方ですが、一つは上翅の先端部分(ツマの部分です)の角度で判断します。
だいたい直角だったら♂、鈍角だったら♀です。
もう一つは、上翅の表側にある橙色の斑紋、それの中央の四角い部分の下に、丸い斑紋が現れるのが♀。
♂にはこの斑紋が消えてしまって現れないか、現れてもほんの少しです。
(写真にその部分を書き入れれば良かったのでしょうが、パソコンが64bitOSになりこれまでのソフトが使えなくなりました。近日中になんとかしたいと思います)
ところで今回出会ったテングチョウの写真を見て、気になったことが一つ。
今までタテハチョウ科のチョウとして、肢は四本と思っていましたが、一枚目の写真を見ると六本あります。
あれっ? っと思って、過去の記事を見たら、前脚がちゃんとあるのもありますね。
タテハチョウ科のチョウは、前脚が退化していると思っていたのですが、どうもそうでないタテハチョウ科の種もいるみたいですね。
それにしても綺麗な個体ですね。
テングチョウは通常年一化と言われていますが、この大島では年に二化し、その二化目の個体かもしれませんね。
撮影日 2013/10/12 撮影場所 宮崎県日南市
撮影日 2013/10/12 撮影場所 宮崎県日南市
撮影日 2013/10/12 撮影場所 宮崎県日南市
【これまでのテングチョウの記事もご覧下さい】
2010年4月9日「テングチョウ」
2011年3月31日「テングチョウ 2011年初撮り」
2012年3月15日「テングチョウ 2012年初見初撮り」
2012年10月25日「テングチョウ 裏翅 in 大島」
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