林 英夫のNEWSな日々-口蹄疫 政府は17日、宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)感染が拡大している問題で、鳩山由紀夫首相を本部長とする対策本部を同日中に発足させることを決めた。農水、防衛など関係省で政府対策チーム(防疫強化▽経済支援▽調整連絡の3チーム)も編成して同県に派遣。(17日、毎日新聞 )


毎日新聞によると、

鳩山首相は17日昼、首相官邸で、民主党の筒井信隆衆院農水委員長や全国肉牛事業協同組合など畜産団体代表と会い、被害状況を確認するため、近く宮崎県を訪問する考えを明らかにした。現地では政府の口蹄疫対策の遅れを批判する声も強まっており、対策本部の発足により、政府としても対応に全力を挙げる姿勢を強調する狙いがある。



「遅れを批判する声」に対して「全力を挙げる姿勢を強調」どころか、後手後手だと一層批判が出そうです。


年明け、あのハイチ大地震のときも、中国がいち早く救援隊を出しているのに、日本政府は“調査隊”で、それからようやく自衛隊チームですから。


阪神淡路大震災を体験したものとして、社会党・首相で自民・社会・さきがけ連立政権の後手後手ぶりに怒りをおぼえました。


いまの農水相は旧社会党出身ですね。何か共通点があるのでは。


普天間の問題もそうですが、危機管理にこんなに後手後手では安心して政権を任せられません。