毎月恒例のWEB番組「生ネコバニーの冒険」の公開収録を六本木のBARゆうえんちで観覧してきました。ああ、今日も面白かった。ゲスト人気もあって、観客の多い賑やかな収録になりました。

 

 

12月ということで、あべちゃん、ミニスカ・サンタでした。左のカルロスさんは紅の豚的な感じ。この収録では、事前に撮影してきた即興ドラマを上映し、それについて出演した俳優の感想や苦労を聴きつつ、MCの仲島カルロスさんと出題者の山口ヒロキ監督が講評し、点数をつけます。

 

上映される即興劇は映画監督山口ヒロキさんがお題として出す設定に従い、主演女優の阿部恍沙穂(あべみずほ:あべちゃん)と毎回変わるゲスト俳優が、お互いの設定を相手に知らせず、さらに打ち合わせなしで演じたもので、本番1発撮り、カメラのスウィッチング以外の編集なしのものとなります。演じた役者さんは公開収録で初めて自分の演技を観ることになります。

 

本日のゲストは劇団「ねじリズム」の3人:鈴木祥二郎、石川シン、佐々木仁の皆さんです。彼らの今年の本公演にあべちゃんが客演したのがご縁です。あべちゃんを含めて4人の即興芝居は「生ネコ」始まって以来初めての試みになります。個性の強い俳優4人なのでガチャガチャうるさいお芝居になる懸念もありましたが、いかに。

 

 

撮影はラブホテルで行われました。あべちゃんがデリヘル嬢、佐々木君がデリヘル嬢を呼んだお客、鈴木君が借金の取り立て屋、石川君がラブホテル従業員。さらに、あべちゃん、鈴木君、石川君が三人姉弟(しかし、数年顔を合わせていない)という設定もついています。おまけに石川君と佐々木君は中学の同級生。この設定に各俳優のキャラが上乗せされますから、かなり濃いキャラ設定になってしまいました。面白くならないわけはないという予感がします。

 

演じた役者さんたちは撮り直しがしたいぐらい反省点が多く、公開収録の現場に来たくないというぐらいの思いだったそうですが、実際に上映された即興ドラマを観ると意外に面白かったらしく笑い声が聞こえていた気がします。観客席からも笑い声がずいぶん聞こえていました。手探り状態から徐々にお互いの設定や状況がわかってくると20分程度でドラマを終結(オチ)に向かわせなくてはいけません。さてさてどうなったでしょうか? 結果は you tube にドラマがアップされるのをお待ちください。今回はカルロスさんも山口監督も意見が分かれずに平均的な点数になりましたが、点数以上に面白かったと思います。

 

 

収録中のねじリズムの3人。次回の公演の日程の告知をしています。収録の画面内にビールのジョッキが並んでいるのも珍しいですね。