実写版「あしたのジョー」プレミアム特典をGET! | 日日是好日

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実写版「あしたのジョー」の前売り券を購入した。公開は来年の2月、まだ先の事だが先着5万名限定の特典「プレミアムポストカード」をGETしておきたかったのでね。大判ポストカードが3枚封入されているが、お目当てはただ1つ、ちばてつや氏渾身の描き下ろしによる矢吹VS力石の打ち合いシーンのものだけだ。ちば氏がジョーと力石の激闘を描くのは、少年マガジン連載当時以来初めての事という。


ちばてつや氏は試写会で観賞後、暫し席を立てなかったと。そして「私の原作を超えていたとの異例のコメントも飛び出したらしい。まあかなりのサービス発言と思う他ないが、仕上がりには相当の期待が持てると考えて良いだろう。また「高森朝雄(梶原一騎)さんもこの場にいたら同じ事を言うと思います」とも。う~~ん、どうだろうか・・・ちば氏がそのように言うのならそうなんだろうな。※ちばてつや氏は単なる作画担当に非ず、「原作者の一人」である。


監督は「ピンポン」の曽利文彦、主な配役は矢吹丈に山下智久、力石徹に伊勢谷友介、丹下段平に香川照之、白木葉子に香里奈という布陣。ジョー役の俳優の事はまったく知らないが、「ジャニタレ」って事らしい。予告編を観た限り矢吹丈に見えなくはない。それなりに体も作ってきているようだが過度に期待して裏切られるのは怖いな。一方の伊勢谷だが俳優としてのキャリアは充分(最近では「竜馬伝」の高杉晋作)であり自ら監督もこなすという才人である。今回力石を演るにあたっても相当ストイックに役作りに励んだであろう事が予告編からは伝わって来た。180cmで元々67kgのウェイトを57kgまで絞り込んだそうだ。


それはいいとして当然劇中にその変化を見せてくれるんだろうな?そうでなければその価値は半分以下だ。少年院の場面においてはむしろふくよかな力石を演じなければならない。その辺は心得ている伊勢谷だろうが、どうにもならないのが年齢だ。実年齢は34、ならば少年院はキツイだろう。いずれもCGでうまく逃げているんだろうけど、危なげないようでも不安要素は少なくない。香川の拳キチだって「なんだかな~~」だ。竹中直人とか六平直政とかもっとハマりそうな役者がいると思うんだが。実生活では芸能界屈指の拳闘好きというが、ならば香川は頼むからイイ意味で期待を裏切ってくれ。


ちなみに「あしたのジョー」の実写化は初めてではない。1970年の連載途中に石橋正次主演のものが公開されたがほとんど無かった事になっているw今回の実写版でもう1つ気になるのはやはり「ウドン野郎」マンモス西の存在だ。伝説のウドン事件は再現されているのだろうか?曽利監督は俺の同世代、このツボが解ってらっしゃると嬉しいのだが・・・


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              映画【あしたのジョー】公式サイト※音に注意