理貢が行く | 嗚呼 ソフトバンクホークス

嗚呼 ソフトバンクホークス

九州に本拠を置く唯一のプロ野球チーム・ソフトバンクホークスの試合結果を語る場。

9月11日(水)楽天22回戦(仙台)、9-2で勝ち。対戦成績13勝9敗。緒方が素晴らしい仕事をした。触発されて今宮が久しぶりのタイムリー。大関も粘投した。

周東、牧原の不甲斐ない打撃に指揮官が決断した。右腕先発のゲームでスタメンから外し、川瀬、緒方を抜擢。中味のないバッティングをする選手を放置すれば、控え選手のモチベーションは低下する。妥当な判断である。

3回1死2塁で緒方はしつこく粘って7球目を内野安打にした。見せ場はそのあと。1死1-3塁で川瀬が大きなレフトフライ。3走中村のタッチアップと同時に、2塁を陥れた。これが今宮の闘志に火をつけた。

5回も1死からセンター返しで出塁すると、けん制悪投で2進のあと、今宮のタイムリーで生還。2安打2得点と暴れた。久しぶりのスタメンでいきなりいい仕事をするのは、日頃の鍛錬の賜物である。調子が落ちるまでスタメン起用し、周東の奮起を促したい。

川瀬もヒットはなかったが、犠飛2つと地味に貢献した。こういうひたむきさと打席での粘りを牧原に見習ってほしい。今宮を鼓舞したように、懸命なプレーは人を動かす。

大関は序盤、ストレートの球威も変化球のキレも今ひとつだったが、要所で良いボールが行って7回2失点と、こちらもいい仕事をした。援護点や救援陣が普通に抑えていれば、今日が2ケタ到達だった。腐らずコツコツとイニングを重ねる姿もまた、野手を奮い立たせる。