ココログにも書いていましたが、シーズンが始まると野球のことばかり書いてしまうので、専用のブログを作らせていただきました。人気球団だけに、異論反論がきたらどうしようかと、戦々恐々ですが、ひとつお手柔らかにお願いします。

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2012年01月11日

「よーら」・・・九州弁のこと

テーマ:番外編

当たり前だが、ホークスファンは圧倒的に九州の人が多い。頂戴するコメントにも方言が時々入り交じり、それは小生への優しい心配りと感謝している。


てなわけでもないが、ある常連さんからメッセージをいただき、「ねまる」(腐る)という方言を久々に聞いて、思わず吹き出したので、九州弁のことに触れてみようと思う。「松中プロテクト」問題が話題になっているが、こればかりは決まってから書くしかないので、後日・・・。


小生が生まれたのは、福岡県の北東部と言ったらいいのか、大分の県境に割と近く、周防灘の砂浜まで、子どもの足でも10分のところにあった。


そこは京都郡といい、国語学者・金田一春彦先生の説によれば、標準語圏らしく、方言はあったものの、毒々しい九州弁ではなかった。「京都郡」というくらいだから、毎年山車を繰り出すなど京の都を模した行事が少なからずあった。


小学校に上がるときに転居した筑後地区で、小生の九州弁は育まれた。まあ、同郷のよしみで遠慮なく言わせてもらえば、ここはびっくりするような方言で、最初はついていけなかった。


しかし、それは県内だから、やがて分かってくる。どうしても言えなかったのは、「自転車」(じでんしゃ)。濁音をつけるのが正しいといって聞かない連中が大勢を締め、こちらは多勢にムゼイだった。


「徒然なか」も理解しがたかったが、使う状況と雰囲気で理解できた。古文を習うようになって、実に味わい深い方言と感心した。


極めつけは10年前、東京に暮らす悪友たちとゴルフしたときのこと。その時出てきたのが「よーら」。こちらの生活のほうが長くなっていたので、一瞬意味が分からなかった。


ティーグランドに折れたティーがあり、どこに捨てようかと迷っていたら、一人が「そのへんに、よーら置いとかんの」と言った。あとのラウンドは、笑いすぎてゴルフにならなかった。この方言は、ごく限定された地域のもののようで、東京で九州出身者数人に聞いても、まず知っている人は少ない。


平和台球場で、大敗の腹いせに、解説席にいた中西氏に「代打、ナカニシー! 頼みますばい」と大声を張り出していたころが懐かしい。


「真弓、忍(しのぶ)、ロザリオー、ここはキャバレーかっ。源氏名ばっかりやないか!」と赤ら顔のオジサンが野次っていたのも、懐かしい思い出である。


新人か2年目くらいで、2軍から上がったばかりの山村(現2軍打撃コーチ?)がいきなり4番に座ったかと思えば、竹之内は3塁の簡単なファールフライをポトリ。落としたボールを拾い上げてグラブをじっと見ていると、「グロ-ブのせいにしちゃいかんばい」と大爆笑の、しかし暗黒のクラウン100円ライターライオンズ時代だった。


けっきょく、野球の昔話に戻ってしまった・・・。

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2011年12月20日

杉内退団

テーマ:人物

嗚呼 ソフトバンクホークス
19日、杉内の退団が決定した。 この1ヵ月間ホークスファンの注目を一身に浴びていたが、騒動にケリがついた。前々回に更新したとき、小生は杉内の肉声を聞きたいと書き、功労者にはそれなりに遇すべきだと、いってみれば擁護したつもりだった。


杉内の肉声を耳にしていないのでニュアンスは分からない。しかし、「昨年のちょっとしたことがきっかけで心境の変化があった。感情の部分がどうしても元に戻らなかった」との報道が正しければ、首を傾げざるを得ない。両手殴打事件を起こした投手だけに、起伏が激しいのか。実は「ちょっとしたこと」ではなくて、球団を去るほどのショッキングな会話だったということだ。「FAで獲る球団がいるか」との小林発言が、それにあたると思われる。



嗚呼 ソフトバンクホークス
その小林氏も取締役を辞任して海外担当スカウトに、実質降格するという。第1報は取締役辞任とあったので、球団を去るものと思っていたが、これも少し意外に感じた。
小林氏は東大を出てロッテに入団した元プロの投手。その後、米国に渡りMBAなど取得して、メジャーのマネジメントなどを学んだとのフレコミで入社したはずだ。


率直に言ってプロで通用する投手ではなかったが、しかしそれでも100勝投手の杉内に向かって「FAで獲る球団がいるか」などという、ニッポンプロ野球村に棲息する人間が、このような、俄かに信じ難いことを言ったのだとしたら、論外である。たとえ傲岸不遜な態度であったとしても、そこまで村の常識を知らないほど愚か者ではないと思う。


本人は辞任の理由のひとつに、そうした類の発言をした、と語ったようだが、これも本心なのか、解雇が怖くて型どおり謝罪したのか、真相は藪の中である。仮にそんなことを言われても、100勝投手なら「フンッ」と一笑に付すくらいの度量を見せて、取り合わなければ良かったのだ。そういう態度を見せられるだけの実績を残してきたからこそ、実力者に対しての査定が不当と映ったのではなかったのか。


嗚呼 ソフトバンクホークス
これでは、杉内が問題提起した査定の問題はどこへ行ったのか分からない。愛のない査定と小林発言合わせて1本ということか?
いまさら、2人の昨年からのやり取りを検証する気にはなれないし、やっても意味がない。


ただ、この際記録しておきたいことは、杉内の、あまりに感情的に過ぎる態度と、小林氏の豹変振りである。一時の感情に駆られて査定改革要求を貫徹せず、おそらく引っ込みがつかないまま巨人入りしたようにも感じる。100勝している実力者が、1軍にも昇格できなかった男から、たとえ取締役でひと回り歳上だろうと、「FAで獲る球団がいるか」と言われて、いちいちカッとしてくるようでは、個人事業主であるプロ野球選手として、あまりに世渡りが下手であると言わざるを得ない。


特殊な世界ではあるが、代理人を立てて年俸交渉をするのだから、感情を優先するのは筋が違うのではないか。計算に弱く感情が先走ってロジックが破たんするリスクがあるから、代理人を立てる意味がある。一時の思いで心境の変化があったというなら、そもそも弁護士など雇う必要はない。


小林氏も、長期契約の弊害を痛感し、将来の球団経営に心を砕いて変動制を導入したのなら、代理人とも、また本人とも納得のいくまで持論を展開すべきである。小生は氏が「FAで獲る球団がいるか」と杉内に言うほど愚か者とはとても思えない。もし本当に言ったのだとしたら、海外スカウトなどに留まらず球界から潔く身を引くべきだ。非礼であるかどうかを度外視しても、そもそも交渉の矢面に立つ基礎知識と交渉術がなさ過ぎる。


選手が権利を行使するのに、何の問題もない。しかし他所に行こうとの気持ちが先に固まっていたのだとしたら、やめていく球団の制度を批判するのはやめたほうがいい。それができるのは残留宣言した者に限られる。辞めても、どこかで再会しビジネスでつながることもある。だから、経つ鳥後を濁さずなのである。

大山鳴動して、鼠一匹さえ残らなかった。不毛なFA騒動が球団のお家芸にならないことを祈るばかりである。


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2011年12月04日

2011年シーズン総括

テーマ:番外編


嗚呼 ソフトバンクホークス
今季は、東日本大震災の影響で開幕日を巡って紛糾した。世論が選手会の主張を後押しして4月12日にセパ同時スタート。意味不明のキャッチフレーズ「ダ」を掲げてオリックス戦で幕が開ける。


和田が9回裏に後藤から同点ソロを浴びてそのまま延長12回引き分け。3連戦は1勝1敗1分けの5分。4月は8勝6敗とまずますで、5月に入ると17日から1カ月間、得意の交流戦で18勝4敗2分と貯金を16に伸ばし、7月はオリックスに3タテを食らう嫌な展開で始まったが、下旬に西武、ハムとの地元ゲームでいずれも3タテして7つの貯金を作り、前半戦を通過した。



嗚呼 ソフトバンクホークス
8月は西武と連夜の引き分け、楽天にホーム、アウェーとも負け越すが、地元でロッテに3連勝。大場が4勝して月間MVPを獲得した。そして鬼門だった9月はカブ、オーティズの不振で回ってきたチャンスを福田や明石が奪い取り、5つの貯金。17日にマジック「17」が出てからはとんとん拍子に減っていって、10月1日に西武球場で胴上げ。福田がライトフライをキャッチしてゲームセット。


振り返れば、やはり交流戦の貯金がモノをいっているが、ここでの貯金を差し引いても28の勝ち越し。遅れて始まった今季は、助けてくれない助っ人のおかげで新しい芽が育ってきた。反面教師的に言えば、カブも獲った意義があるといえるだろうか。ただし高すぎる買い物だったが。




嗚呼 ソフトバンクホークス
小生はペナント前、カブは普通にやっても280、20HR、90打点は楽にクリアすると思っていたが、大誤算だった。しかし内川が入ったことで松田、長谷川がいい所を盗み成長し、福田ら若手もあとを追った。


多村、小久保、松中が故障気味で何度も途中リタイアしたり不振が長引いたりしても、補強選手や若手・中堅の層の厚みが他球団を寄せ付けなかった。


積極的な盗塁も制覇の大きな要因。盗塁はスキルも必要だが、思い切りがないと成功しない。それには、首脳陣がある程度目をつぶって、一定の範囲で自由に走らせるよう環境作りをしたことがあるのではないか。



嗚呼 ソフトバンクホークス
細川の加入は当初、プラスに働いているようには見えなかった。しかし、山田や岩崎が投げる場面では、細かな気配りを見せたり、3球勝負にいったりとバリエーションを見せて投球の幅を広げさせた。山田・岩崎・大場で合計20勝というのは、この上なく大きい収穫だった。7勝くらいは細川にあげてもいいくらいだ。



嗚呼 ソフトバンクホークス
主力投手陣ではホールトンの19勝は出来過ぎで、杉内の8勝は不運もあったが物足りなかった。和田は昨年並みだが、摂津の14勝は立派の一言。まあ、これくらいは当然やってくれると確信していたが、初戦の西武戦で負けて、「ん?」と思ったものである。4本柱に3人の若手。このローテで77勝。88勝のうち87%を7人があげた勘定になる。


ということは、先制すれば先発が責任投球回数をクリアし、中継ぎ、抑えが機能したということだが、逆転したゲームは11勝ということになる。厳密に言えばこの数は間違っているはずだが、シーズンを通してみれば「投高打低」だった印象が強い。



嗚呼 ソフトバンクホークス
17.5ゲーム差で11月3日CSFに臨んだが、これだけの大差をつけて、かつアドバンテージがあっても、8年煮え湯を飲まされてきただけに一抹の不安はあったが、初戦の勝利で先が見えた。



嗚呼 ソフトバンクホークス
日本シリーズは連敗スタートになったが、小久保を4番に戻し、摂津が力投。4戦目のホールトンで落とさなかったのが効いたように思う。アジアシリーズは割愛。


以上、駆け足で8ヶ月間154試合を俯瞰したが、今年は本音を言えばCSF突破が小生の念願で、日本Sはおまけと考えていた。しかし、いざ始まると一喜一憂したことに何の変わりもなく、やっぱり野球が好きなのだとジジイながら呆れてしまった。


来年は今年の勝ち星の半分に当たる43勝した3人の流出と、52番の渡航が避けられそうにない。合計20勝した3人にお坊チャマが倍以上勝ち、巽、先に復活登板したアラガーキーがどれだけ戦力になるか。さらに52番の後釜は誰か。


希望的観測を言わしてもらえば、他球団も同じ屋台事情で主力が欠けるので、巷間いわれているほどの戦力ダウンはないとは思う。打線は川崎が欠けても、そう見劣りしないのではないか。問題はやはり投手陣。抑えもカギになる。


ストーブリーグがこれから活況を呈してくると思われるが、機会があれば更新したい。


(1年間ご愛読ありがとうございました。154試合欠かさずアップできたのも、皆様の温かいコメントのおかげです。これでひとまず筆を置くことにいたします。)



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