「よーら」・・・九州弁のこと
テーマ:番外編当たり前だが、ホークスファンは圧倒的に九州の人が多い。頂戴するコメントにも方言が時々入り交じり、それは小生への優しい心配りと感謝している。
てなわけでもないが、ある常連さんからメッセージをいただき、「ねまる」(腐る)という方言を久々に聞いて、思わず吹き出したので、九州弁のことに触れてみようと思う。「松中プロテクト」問題が話題になっているが、こればかりは決まってから書くしかないので、後日・・・。
小生が生まれたのは、福岡県の北東部と言ったらいいのか、大分の県境に割と近く、周防灘の砂浜まで、子どもの足でも10分のところにあった。
そこは京都郡といい、国語学者・金田一春彦先生の説によれば、標準語圏らしく、方言はあったものの、毒々しい九州弁ではなかった。「京都郡」というくらいだから、毎年山車を繰り出すなど京の都を模した行事が少なからずあった。
小学校に上がるときに転居した筑後地区で、小生の九州弁は育まれた。まあ、同郷のよしみで遠慮なく言わせてもらえば、ここはびっくりするような方言で、最初はついていけなかった。
しかし、それは県内だから、やがて分かってくる。どうしても言えなかったのは、「自転車」(じでんしゃ)。濁音をつけるのが正しいといって聞かない連中が大勢を締め、こちらは多勢にムゼイだった。
「徒然なか」も理解しがたかったが、使う状況と雰囲気で理解できた。古文を習うようになって、実に味わい深い方言と感心した。
極めつけは10年前、東京に暮らす悪友たちとゴルフしたときのこと。その時出てきたのが「よーら」。こちらの生活のほうが長くなっていたので、一瞬意味が分からなかった。
ティーグランドに折れたティーがあり、どこに捨てようかと迷っていたら、一人が「そのへんに、よーら置いとかんの」と言った。あとのラウンドは、笑いすぎてゴルフにならなかった。この方言は、ごく限定された地域のもののようで、東京で九州出身者数人に聞いても、まず知っている人は少ない。
平和台球場で、大敗の腹いせに、解説席にいた中西氏に「代打、ナカニシー! 頼みますばい」と大声を張り出していたころが懐かしい。
「真弓、忍(しのぶ)、ロザリオー、ここはキャバレーかっ。源氏名ばっかりやないか!」と赤ら顔のオジサンが野次っていたのも、懐かしい思い出である。
新人か2年目くらいで、2軍から上がったばかりの山村(現2軍打撃コーチ?)がいきなり4番に座ったかと思えば、竹之内は3塁の簡単なファールフライをポトリ。落としたボールを拾い上げてグラブをじっと見ていると、「グロ-ブのせいにしちゃいかんばい」と大爆笑の、しかし暗黒のクラウン100円ライターライオンズ時代だった。
けっきょく、野球の昔話に戻ってしまった・・・。
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