高橋、多村で負けた! | 嗚呼 ソフトバンクホークス

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 9月22日(火)ロッテ23回戦(ヤフーD)、3-5で負け。対戦成績10勝12敗1分。悪い予想は当たるものであるが、まあ、素人の不安がこうまで見事に現実になるとは、高橋秀も相当ヒデー、と悲しい駄洒落を飛ばすしかない。



 「西岡に対する初球の入り方で試合が決まる。」と昨日書いた。今日のその1球。ど真ん中のストレート。当たりは良くなかったが、これで3点は覚悟した。四球を恐れてか、球を置きに行っては痛打の連続。こいつは学習能力があるのか? 自分の持ち味を出して負けるならともかく、打たれたボールはほとんど真ん中だった。



 2回からスパッと代えたベンチの継投策は正解。神内は1点失ったが、和田は良く投げた。しかし痛いところで失点。馬原もリードされた場面で好投。少しは光明が射した。



 初回3点のビハインドくらい逆転しなければ、優勝など覚束ない。5回1死1、3塁で多村の併殺が今日のポイントだった。高橋は5回投げて3点覚悟の投手。ここで4-4の同点にしておけば、その後の展開は大きく変わった。


 川崎が2ベース、松中がセンターフライで1死3塁。小久保は四球で1、3塁。投手は内角攻めでゲッツーを狙ってくるのは見え見え。体を開いて外野に飛ばすとか、スクイズでもやって1点をもぎ取るくらいの気力が見えなかった。投手を褒めたり、それでも3割打っているなどと弁護している時期ではないのだ。



 まずロッテが継投に出てくる。そこで、やや頼りないがホークスも代打攻勢に出る。色々試せたはずが、多村のふがいない打撃でフイになった。8回、多村に代えて『球界で唯一速球にめっぽう弱い長距離打者』を代打に送ったベンチ策も良し。あの併殺の罰と思いたい。



 高橋の誤算で、きょうは勝てる試合を落としたが、くどいようだが逆転可能な試合だった。楽天なら、なんなく勝ち越しただろう。



 多村とともに、田上のバッティングが酷い。大振りしすぎで、ことごとく凡退。粘るでなく簡単に三振かフライの山を築いている。先日も書いたが、リードの疲れ、マンネリも目立つので、代打要員として、明日は山崎を先発に使ってほしい。



 それから9回は本多のところで明石を使ってほしかった。本多はいま、ボールが見えていない。川崎が調子を上げているので、守備の貢献度は認めるが、多村に代打を出すのなら、本多にも当然ピンチヒッターではないか。



 負けはしたが、監督の「明日なき戦い」の姿勢は見えた。調子の悪い者はどんどん代えて、控えを使おう。打率260の打者が3打席凡退したら、即交代だ。



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