またも失敗、馬原 | 嗚呼 ソフトバンクホークス

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嗚呼 ソフトバンクホークス-ウーン・・・
 6月7日(日)阪神3回戦(甲子園)、2-3でサヨナラ負け。馬原が9回に出てきたところで嫌な予感がした。林のヒットは、仕方ないにしても、鳥谷への配球に疑問が残る。


 バントを失敗して2-0と追い込む。3球目は外角に外したが、その後の3球は内角。右に進塁打を打ちたい左打者に内角攻めはどうだったのだろう。ストレートがシュート回転しているから、内外角ともに危ないボールにはなるが、あそこはショートゴロ併殺の配球はできなかったか。


 それに檜山の四球。まあ、きょうの馬原の調子なら、いずれ誰かに痛打されたはずだから、次を期待するしかないのだが・・・。


 5月19日の試合でも、馬原は林に9回同点ソロを打たれてやはり杉内の勝ちを消した。翌日にも抑えに失敗。今日が3度目である。


 8回を投げたファルケンボーグが続投していれば、逃げ切れただろう。しかし、それでは馬原の信頼は失墜する。もしファルケンボーグで負けたらショックは2倍になる。長いシーズンを考えての馬原の投入は間違いではないが、勝てる試合を勝つのが戦略ならば、戦術は多様にあってもいい。


 阪神打線はいまそれほど振れていない。その打線を相手に前の3人はなんとか抑えた。そこに悪い残像(阪神からすれば逆)のある馬原を出した。


 まだ非情な采配をする時期ではないが、馬原の防御率は2.89。クローザーの数字にしては悪い。ミニキャンプでもしたほうがいいのではないか。


 ところで今日の解説は前監督の岡田氏だったが、やはりこの人は品がない。きょうは関西系列局の放映だから身びいきは構わないが、節操のない発言が目立っていた。