30年以上ぶりに溢れ出す溶岩〜キーラウエア火山ハレマウマウ火口のレポート | 暮らしに愛と勇気を from ハワイ島

暮らしに愛と勇気を from ハワイ島

ハワイのAlohaは自分と周りの生命、地球と調和した生き方。
愛と勇気を大切にする非暴力コミュニケーション (NVC) と
共通するベースがあります。ハワイ島の自然の中で先人たちが
残したものを学び統合し伝えながら暮らしています。

みなさま、アロハ!

日本でも報道されているかもしれませんが。。。。

火山の女神ペレが住まうキーラウエア火山のハレマウマウ火口虹

日中に訪れると白い煙/蒸気が上がり、夜に訪れると地中のマグマの赤い輝きが
夜空を染めたり、雲を染めたりが見えていました。




ところが、いままで井戸のかなり下にあったマグマ最上部が、先週から
どんどんと上がり、とうとう火口に溢れ出しました。




最後に溶けた溶岩が火口で見えたのが1982年だそうです。
30年以上ぶりに溶岩が溢れ出しました

溢れ続けたため、底が数メートル高くなっているそうです。
このように溶岩の池が出来たのは1974年以来。40年ぶりです。



昨夜、火山国立公園を訪れました。すでに9時頃でしたが、いままで訪問した
どのタイミングよりも、混んでいました!

ヒロ方面からもコナ方面からも、車がどんどん公園に入って行きます。
普段は暗くなると入り口の集金ブースに人がいなくなり、無料で出入りできるのですが、
昨夜はきちんとパークレンジャーが入場料を徴収していて、安心しました。
(国立公園はいつも予算が足りないようなので。。。。)

火口の手前で渋滞!

駐車場でも渋滞していました。


雲が飛ぶように流れていて、かなり寒かったです!
満月に照らされたハレマウマウと溢れる溶岩は力強く、不思議に魅了される風景でした。




普段の何倍もの人が集まっていて、口々に「すごい!」「わぉ~」などと
つぶやいたり、叫んだり。笑
携帯や一眼レフも溢れていました。



<こんな感じでみんなで見ていました>

2年程前はカラパナの海に溶岩が流れていました。
地元のツアーに加わりカラパナから1時間程歩くと、靴の底が
溶けるのではないかと感じる程近くで流れる溶岩を見る事ができました。

その時は、とても静かに大地の割れ目から溢れる溶岩の不思議な静けさ
(溶岩が固まるぱちぱちというまるで焚火で細い木が爆ぜるような音が
しますが、同時に音を吸い込むような静けさもあります)と、そのダイナミックさに
驚きました。


<海に流れ込む近くには危ないので近づけません。
遠く離れたところから流れが海に入るのを観察します。
海に出会うと爆発するような音が聞こえる事も>


今回は離れてはいますが(数キロ距離があります)泉のように溢れる溶岩に
魅了されましたドキドキ

ハワイ島に住み始めた頃は、固まった黒い溶岩を見てもあまり感動しなかったのですが、
ここでの暮らしでのさまざまな体験が積み重なって来て、いまは黒い溶岩を
見ると美しさに感動し、これでこの島が、そしてこの星が出来ている事に
感嘆し、溶けている時は真っ赤なのに固まると黒。でも命が始まると、そこに
緑が加わることを不思議に感じたり。




いまの活動のレベルがいつまで続くのかわかりませんが、ハワイ島にお越しの方は、
キーラウエア火山を訪問してみて下さいねカエル




アロハをたくさん込めて
Keikoラブラブ