ちょうど1年前の今ごろ。

フィリピン駐在が決まった時、何が一番不安だったかって、


駐在妻同士のお付き合い



噂によく聞く
「同じコンドに住む日本人奥様同士で、ランチやお茶のお付き合い」とか
「会社の奥様たちから仲間はずれにされないように、空気を読んだり気を遣ったり」とか、とか。

そういう付き合いが、あ~~~!面倒だ!と思った。

だけど、イザという時には頼りになるのは日本人だけだし
何もない時は距離を置いて、困ったときだけ助けを求めるのは、人として問題あるだろうしと、
赴任前からこの人間関係の距離感が非常に気になっていた。


赴任前に参加した会社の帯同者説明会で、何カ国も赴任してるベテラン駐在妻さんがいらっしゃって、思い切って
「駐在妻同士のお付き合いってストレスありますか?」って聞いてみたら
「そりゃーあるわよ。慣れない外国ってだけでストレスなのに、面倒な付き合いとかあってね」
と、一番聞きたくない現実を言われた時には

「駐在妻、面倒くさーーーい!!泣」って思った。





私が暇な時よく読んでる、読売新聞のサイトにある「発言小町



赴任前はよくここ発言小町でたくさん勉強させて頂きました。Thank you


【駐妻の悩み集】

駐在妻達の集まりに行きたくない
言葉にも異文化にも困っていない駐在妻が会社の奥様会で「困ったことはない?」と聞かれて、芝刈り機の使い方を聞いたら、その話に尾ひれが付いて噂が広まり旦那さんの悪口になっていた という話。

ああーー。無理だー!こんな世界、無理だー!泣
ちょっと喋ったら、話が膨らんで、要らぬ方向に行くなら、付き合いたくなーい!泣




駐在妻の悩み(日本人付き合い)
アメリカの駐在妻。子持ち主婦の夫の自慢話かうわさ話ばかりで閉口。プライバシーもないし、仲良くなれそうにないけど、排除されるのも嫌だ と言う話。

ああーーーー!プライバシーがないんだーーーーー!!!泣
自慢話やうわさ話の洪水なんだーーーー!!!泣



かと思えば
駐在妻の悩み
未就学の子どもを持つ、日本人が少ない土地へ赴任した駐在妻。友だちができなくて、寂しくて、自分と同じ境遇(赤ちゃん連れのお母さん)の人と、育児の話をしたりしてストレス発散したいです と言う話。

子どもがいれば自由もないしママさん駐在妻は大変だけど、子どもがいない自分はもっと知り合うチャンスない~~~~~!!!泣泣




実際には…
【海外生活】日本人同士のお付き合いに疲れてしまいました。
アメリカに赴任した20代後半の子なし駐在妻。毎日日本人駐在妻のお茶会やパーティーがあり、参加しなかったら、協調性がない。常識が無い。今後はあなたをいない人と考えるから。と6人ほどの奥様に囲まれて説教された。 という話。

つるまなかったら、囲まれて説教???あり得なーーーーーい!こわーーーーーーーい!泣





さらには!
駐在妻・・私が悪かったのでしょうか
アジアに赴任で小学生の子持ち駐在妻。気に食わない子どもの友だちのお母さんをいじめたら、その家族が日本に帰国することになって、それって私のせいかしら? という話。

こえーよ。こえーーーーーよ。 ホラー映画よりこえーーーよ。ガクガク





そして日本からはこんなバッシング
海外駐在妻の実態って?
海外駐在妻になると、自分がセレブにでもなったかのような気になってしまうの? と言う話。

わーーー!誤解されてる!嫉妬されてる!僻まれてる!泣




これは、駐在妻全員が経験することとなる…
海外駐在帰国妻であること、周囲に言う?
帰任して、新居に引っ越し、新しく知り合いになった方から「どちらから来られたの?」と聞かれて「海外駐在から戻りまして」と言っただけで、一方的な僻みを買ってしまった と言う話。

「フィリピンから来ました」って言ったらダメなんだってさーーー!!!
たったそれだけで、ねたまれるんだって~~~!!!!どこから来たことにすりゃいいんだ~~~!!!泣




私は色々予習をしていたおかげで?今のところ、人付き合いのストレスや悩みはなく
心地よく過ごさせていただいてます。
もともと、周りにいる駐在妻のみなさんが気の合う良い人ばかり、というのもあるけれど。



予習をしていなかったら、知り合いが出来ないことに悩んだかもしれないし、
知り合い作りに全力投球しすぎて、お付き合いの濃さに疲れ果てていたかもしれないけれど
ここマニラでは、とりあえずそういう煩わしさは感じていない。



ただ、最近私も調子に乗ってしまってるフシがあるので、知り合いになった方に
ストレスを与える側の駐在妻にならないように気をつけなければいけないなーと
反省もしてます。
程々のお付き合い。程々の距離感。



友だちができなくて悩んでる駐在妻さんや、駐在妻同士のお付き合いに疲れきってしまった駐在妻さんは、
野生動物のような赤裸々な発言満載の「発言小町」で、同じような悩みの記事を探したら気が楽になるかもしれませんよ~。(でも自己責任で悩みは解決してくださいねー)

関連記事 → 駐在妻の友活




【駐妻の再就職】

夫の赴任と同時に仕事を辞めた駐在妻もたくさんいる。
3年~5年の赴任期間と言われてやってきた人が多いけれど。
さて、帰国後、駐在妻は職場復帰できるのか?

私なんか、帰国したら40代後半ですよ。 
再就職? フツーに考えたら、無理無理!
派遣社員でも嫌がられるでしょうね。

浦島太郎状態になっていて、携帯の新機種も使いいこなせなくなりそうなのに。

キャリアを途中やめにした駐在妻たち。
帰国後の身の振り方を考えたら、恐ろしくて恐ろしくて、考えたくない。
専業主婦になるのも嫌。でもビルのお掃除のおばさんになるのも…むぅ…ξ




【駐妻のお小遣い】

で、突然専業主婦になってしまい、後ろめたい「夫の給料を自分のために使うこと」

使えませんでしたよ、旦那の給料。
今まで、自分の遊び代は自分が働いて稼いだお金から出していたから、誰にも気兼ねなく
使っていましたけど、突然、収入は旦那の稼ぎだけ。
自分の日本口座のお金をフィリピンで引き出せるわけないし、カードもリスクが高いので使えない。

でも、この記事を読んで少し気が軽くなりました。

駐在妻「夫のお金を使えない」

『ご主人のために日本での生活を捨てて、家族、友達から離れて言葉の通じない場所での生活を頑張っているのです。肉体的には時間もあって楽かもしれませんが、ビザの関係で働くこともできない、言葉も通じない、いつ帰国するかも自分で決めることもできない海外生活は、ストレスの多いものになりがちです。そんな中でできるだけ健全な精神状態を維持するよう努力するのが、異国で夫を支える妻の仕事の一つとも言えるのです。ですので、そのために多少のお金や時間を費やすことに申し訳ないと思うことはないのです。』

そうだ、そうだ。うん、うん。
多少なら、使っちゃいえばいいよね。(多少から上の額がいくらか知らないけど)



【駐妻ブログの見栄】

最後に、面白い記事を見つけたのでこれをご紹介。

駐妻ブログの嘘

後半の文章(****より後)の内容が笑える!!

「友達のシンディが サラダを作ってきてくれました」
「子供の誕生会に 10人ものお友達が集まってきてくれました~」
「パーティーに行ってきました」


笑えた~。まぁ、ちょっと見方を変えるとそういう風にも解釈できる。
(駐在だからわかる現実もあるし)


そして、シメの言葉。

『小さな「ミエ」がこれからやってくる駐在妻を苦しめ、今暮らしている人に「私以外のみんなは現地になじんでいる」といらぬ劣等感を募らせ、日本在住の妻には「ちょっと外国ぐらししているからって何よ」と、見当違いの嫉妬を抱かせていることにも気づくべきだとう。・・・』


隠ぺい工作した記事は書いてるつもりは毛頭ないけれど、読む側がどう受け取るかは別の話だからね。
なるほどね。うまく文字に表現してくれているので、そうだ、そうだと納得したシメの言葉。


フィリピンの駐在妻ブログがそうだと言ってる訳じゃなくて、一般論としてで、そういう風に書いてる世界中にいる駐在妻ブログもあるだろうなーーという、感想です。


【とは言え、駐妻は…】

・日本では経験しない、特殊な不思議なコミュニティにいる駐在妻たち。
・現地で面倒な付き合いも仕事のうちと、いやいや参加してストレスを溜める駐在妻たち。
・現地の言葉ができないから引きこもりになる駐在妻たち。
・トラブルが起きても全然言うことをきかないローカルスタッフの対応にストレスを貯める駐在妻たち。
・ゴキブリやアリの退治をしないといけ
ない駐在妻たち。
・ドライバーやメイドを雇い、広いコンドミニアムで優雅に過ごしていると思われがちな駐在妻たち。
・使用人に騙されたり裏切られたり、借金を頼まれたりする駐在妻たち。
・おしゃれなお店で優雅にランチを楽しんで、夫の給料を湯水のごとく使ってネイルやマッサージ三昧と思われがちな駐在妻たち。
・優雅な生活と誤解されていることにストレスをためる駐在妻たち。
・頼りにできる実家もなく、慣れない子育てを慣れない土地でしなければならない駐在妻たち。
・そして、ずっと仕事詰めで頼りにできない、いつもお腹を壊している夫を支えなければならない駐在妻たち。

どれもこれも、ぜーーーーーーーーーんぶ同じ駐在妻。

楽じゃないんですよ、駐在妻って。



だから、私は良いことも悪いことも真実を隠さずに、おもしろ楽しく、ブログを書こうと思ったのでした。



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