7月も中旬だっていうのに、寒いです。
バンクーバーの夏はどこ?って、首をかしげています。
昨日書いた事ですが、2週間程,両親が滞在していました。
その間に、別人の母を見てびっくり,と新しい発見があったのと同時に、
自分自身にも、新しい発見がありました。

旦那に「お母さんは,手伝いにきているのに,何で頼まないの?」
と、言われるまで、気がつかなかったのですが、
両親が来て最初の3~4日間程,家の中の事、子供の世話など、全部自分でやっていました。
なぜか、母に頼めなかったのです。
もともと、母に「頼む」って事は,出来ませんでした。
頼む事で、「貸し」をつくってしまって「親の言い分を聞かなくてはいけなくなる」
と,思っていたからです。
もちろんこれは、私の中の「エゴッチ」の声でした。
本当は「断られるのが,恐い」
って言う気持ちから、「母に物事を頼む」事を拒んでいたのです。
母に、頼むきっかけをくれたのは,なんと母でした。
「世話しにきたのに、なんかお世話になって悪いわね」
この一言をきっかけに「あれやって欲しい」「これをやって欲しい」
と、自分の意志を,初めて母に伝える事が出来ました。
第3者から見てみれば、「何でもっと親に,頼めないの?」
「産後なのに,なんでそんなに動いているの」って、見えていたのかもしれません。
だけど、私にしてみれば、かなり親に頼っていた、2週間でした。
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両親を見送りに,空港へ。別れたあとは,人目も気にせず泣きました。
泣いては,胸が熱くなり,泣き止んで。。また、泣き始める。
1日中それを,繰り返していました。
そんな事は、私にとって初めての事でした。
泣きながら,胸が熱くなるのを感じて、
エゴッチの声に、時折邪魔されながらも、気がついたのは、
ずーっと、ずーっと、母親に甘えたかったんだね。
お母さんに、甘えられてよかったね。
そんな、自分の本当の声が、聞こえました。
長い間、母に甘えたくても、甘えられなかった自分。
そんな辛かった自分の気持ちと、
やっと、母に甘える事ができた。良かったね自分。
って嬉しい気持ちが,混ざりあって、
涙が溢れてきたのでした。
そして、もっと甘えればよかった。と。後悔の涙も。
Laniヒーリングを,初めてした時に「息子が持ってきてくれたもの」
というのを、さきちゃんから聞きました。
母との関係は,その時は聞かなかったのですが、今思えば、
「母との関係を、見つめ直す事によって、本当の自分の気持ちを感じる」
っていうプレゼントを、持ってきてくれたように思います。
長くなりましたが、読んで下さってありがとうございました。
それでは、皆様、素敵な週末をお過ごし下さい。
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