「そして父になる」

6年間、育てた息子は他人の子どもだった。

ある日、二家族に突然訪れた息子取り違え事件。

真相には、えー!そんな事で、他人を巻き込む?

と思いましたが、この映画は真相がどうこうっていうより

親として・・・子として・・・家族として・・・夫婦として・・・

ジワジワ効いてくる作品でした。

ドロドロした感じはなかったです。

あずき猫としては、

「そして男の子の父になる」・・・ってタイトルをつけたいぐらい。

子育てに不器用なお父さんもぜひ見てください。



福山さん演じる野々宮良太は、えらくカッコよかった。

カッコよさが際立っていました。

子供たちの演技には、笑わされたり、泣かされたり・・・

夜空を見ながら・・・や、慶太のけなげさに泣かされました。

品のないのおっちゃんって思っていた

斉木雄大(リリーフランキー)の

子供に対する温かさが良かった。


親のダメなところは、反面教師にすればいい。

たこあげを父親に一緒にしてもらえなかったら、

父になったら子供と一緒にしてあげたらいい。

子供と向き合ってきた積み重ねが

親子の絆を育てるんだと思う。

血がつながってるつながってないは、

関係ないんですよね・・・情なんです。


セリフもグッときたけど、忘れちゃったので

DVD出たら、買おうかなっ・・・。


スピルバーグがリメイクするそうです。

そちらも、楽しみです。



福山さんと真木よう子さんを観ると

龍馬とお龍を思い出す。

桂浜、いつになったら行けるのかしらぁ・・・。