今日は、睡眠障害について書いてみようと思います。(以前コメントで質問いただいたので、それをヒントに書きまとめました)


一族の人間は、睡眠にも個々の特徴があります。 我が家のメンバーでも、それぞれに睡眠障害を持ってはいても、そのパターンが異なります。一例としてあげてみようと思います。



まず、私のパターンです。


小さい頃から、布団に入っても寝つけないのが特徴です。真っ暗な中で、1時間、2時間と寝入ることができないのが通常の状態です。なので寝入るまでは、前はあんな夢を見たな~、とかこんな映画があったらな~、とか、自分でいろんな映像を思い出したり創ったり、想像しながら時間つぶしをしています。


小学校の頃は特に学校生活は苦痛でしたから、その日のことを思い出す、とか明日のことを考える、ということは一切しないようにしていました。だから、上のような「夢の続きを見ようと試みる」とか「楽しかった映画を頭の中で再生する」とか「自分の頭の中で勝手に動く映像を楽しむ」というような方法で時間を過ごしていました。


睡眠時間は、9時に寝たとしてひどいときは0時になっても寝れないことも度々あります。起きるのは6時半ぐらいです。最悪な時は、明け方まで寝れません。鳥が鳴いて明るくなって、やっと寝れることもありました。でも起きるのは、6時半です。



これで大丈夫か、というと、大丈夫です。理由は「週末の寝だめ」です。実家では私はこれで有名で、土曜日か日曜日のどちらかの午前中は絶対に起きて来ません。朝ごはんも食べず、トイレにも出てこない。飲まず食わずで昼過ぎまで寝ます。身体が欲する時には夕方5時、夕食前まで寝ていることもありました。不思議と体はしんどくなりません。むしろ、楽になります。その日は、起きたらごはんを食べて、お風呂に入って寝る、という感じです。その寝だめの日だけはなぜか、起きている時間が数時間ぐらいでもまた寝れるんですよね。


土日のどちらかを犠牲にするだけで、もう1日の休日はいろんな活動が精力的にできます。そして平日は寝れない日を過ごしますが、週末があるので特に問題もなく元気です。このパターンでずっと来ています。子供の授乳がある時はさすがに朝は食べないといけなかったのですが、それでも土日のどちらかは、朝ごはんを食べたらソファーで子どもと寝てました。


子供が小学生、中学生になっても土日のどちらかは、お寝坊なお母さんです。前日の夜に朝ごはんは用意しておくので、私が必要ない状態にしておいて寝ていました。夫は親から、私の不思議な生態について聞いていたので特に文句も言わず、週末の朝は自分で準備してあった朝食を子供達と食べていてくれました。



家族の一人は万年睡眠不足です。理由は、夜中に必ず1、2回起きるからです。トイレに行くか、寝苦しくて起きるか、喉が渇いて起きるか、そんな感じです。その反動か、どこでもどんな時でも寝れます。一族で集まっている場で、30分たたないうちに舟をこいで寝ていたりします。皆でテレビを見ていると、その横でグーグー寝ます。レストランで食事を先に食べ終わったら、他の家族が食べ終わるのを待っている間に座ったままの姿勢で熟睡しています。夜中起きてしまうので、眠りは浅いようですが、暇があればこまめに睡眠に入る癖があるからか、大病はしていません。ずっと変わらない安定状態を保っていると思います。



あとは、赤ちゃんの頃からすんなりと寝られない私タイプの家族は、タオルケットでぐるぐる身体を巻きまくり、そのみのむしのような状態で1時間ぐらい経つと寝ています。(私はぐるぐる巻きになっても寝れません)不安が強い緘黙の子だったので、性質がどこか私と似ているから睡眠状態も似ているのかもしれません。大きくなると、相変わらず寝入りは悪いですが、クラシックの音楽を聞きながら寝ると1時間ぐらいで寝れるらしいです。週末の寝だめやお昼寝をしないタイプです。



布団に入るとあっという間に寝てしまう家族もいます。いましゃべってたのに、という状態で、ぐっすり寝て朝までピクリとも置きません。朝起きると寝起きが良いからか、予備動作もなくいきなり活動しはじめるので騒々しいのですが、寝る時は瞬間で寝入りますし、夜中一回も起きません。そういうタイプの子の中には親族でも小学校に上がるまでずっとおねしょをしているような子も多いです。尿意が全くわからないぐらいの深い寝入りだからなのでしょうか。



あとは眠りが浅いタイプが多いです。ちょっとしたことで起きてしまうタイプです。よく夜中にごそごそと移動して動きまくります。ですが、頻繁に起きてごそごそしている割には日中はしゃきっとしています。上記のタイプを組み合わせた複雑タイプもいます。


他にも特殊なケースがあり、1日、2日の徹夜が全く平気な人がいます。この人は「寝ている時間がもったいない」というぐらいに寝ないです。月曜日、火曜日を普通に11時PMに寝て朝6時AMに起きて、水曜日は1日起きていて夜も寝ず徹夜で、翌朝の木曜日は夜11時になれば普通に寝て翌朝6時AMに起きて、というようなパターンを平気でします。



あと睡眠障害とは違い、健康的な睡眠のとり方をする人がいますが、それも独特です。

1日きっかり3時間しか寝ない、という人間がいます。それ以外の時間は読書をよくしている、スケジュールきっちり型の人です。365日、この1日3時間睡眠で生きています。あと、朝は5時に起き、朝食の後、10時が来ると必ずカステラを食べ、2時から1時間昼寝、就寝は9時就寝という生活をずーーーーっと繰り返している人もいます。この人が一番、まともな睡眠のとり方をしていると思います。



眠りについてはそれぞれ、個々に違うパターンがあるので自分で「平日の学校や仕事の活動がスムーズにいくように」調整している中で、こういう状態になったのかな、と思います。なぜなら、平日の午前中や昼間、夕方に寝る習慣を持つ人間がいないからです(1時間ほどの昼寝を除く)。平日は不登校の子達も勉強がありますし、自分で自由研究のために図書館へ出かけたりもしています。勉強しないと農作業をやらされるので、寝ている暇はない感じです。大人はその個性的な睡眠パターンがあるにも関わらず、仕事をしている社会人です。仕事と両立できているのが不思議です。それぞれに合った職種だからこれができるのかな、と思います。


睡眠について取り上げてみました。




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