鳩式ビーズ刺繍☆誕生秘話 第一夜 | 鳩みう子のハンドメイドブログ*キラキラビーズ刺繍【4コマ/変な恋人(変恋)】

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キラキラビーズ刺繍の鳩さん日記
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  *6/10に共著本が発売されるおしらせはこちらチューリップ赤

 

 

本日二つ目のブログです。

 

ふんわり風船星神戸ワークショップのおしらせはこちらぽってり苺

 

 

***

 

いよいよ、

 

夢見る乙女のアクセサリー発売まであと3日。

 

ひゃー出ちゃうんだな~!

 

 

 

 

ということで本日より3日間、

 

鳩 ベレー鳩式ビーズ刺繍 誕生秘話ヒヨコ

 

をお送り致しますキラキラ

 

 

 

 

最近、よく聞かれるこんな質問。

 

 

「美術学校へ行ってたんですか?」

「先生はいるんですか??」

 

 

ひええ ゴメンナサイ。

 

知ってる方は全然知ってると思いますが

 

私は大学(哲学科)中退、元ニートヒキコモリ フリーターが前職でございます。

 

ビーズ刺繍は、完全に我流です。

 

 

ゆえに、(ビーズ刺繍の先生などがいるとして、そういう伝統的な技法があるとして)

そういう方がみたら、卒倒しそうなほど

 

びっくり簡略的な作り方流れ星

 

をしていると思います。

 

 

ふつうの針!

ロックミシンようの糸!

工作ようのハサミ!

刺繍枠もつかわない!!

 

 

 

 

 

2年ぐらい前まで、そんな自分の道具や技法が

コンプレックスで隠してたんですが、

 

講座などを持たせて頂くようになって、

 

「これでいいんだ~」

 

と思えるようになりました。

 

だって何より、

 

とっても簡単で、気軽で、楽しくて、

自由なんだもの。

 

同じ作り方をしてもたとえ 同じ型紙でも

作る人によってまったく違う表情になるビーズ刺繍。

 

 

私と一緒に5年間あるいてきたビーズ刺繍。

 

ふとした瞬間ではじめることになって

 

ある人との偶然の出会いで続けることになって

 

5年間、色んな道具や技法にアップデートしていきました。

 

多分、人の数ほど作り方はあると思うし

 

私ももっといい方法があればそちらに

 

変えて行くかもしれない。

 

 

でも、

 

今、現地点で私が一番いい!と思っている技法や愛用の道具

 

 

を本にはしゃーんと掲載しています。

 

 

5年間の色々な取捨選択により

 

道具、技法オーディションに合格した

信頼のやつらでございます☆

 

どれも、気軽に手に入るものなので、気軽にはじめてみてくださいね。

 

 

******

 

 

さて

 

 

今日は

 

 

鳩さんがなんでビーズ刺繍をはじめたか?

 

というお話。

 

 

私は、7年前にはじめてデザインフェスタに行った頃・・・

 

うつ病で薬をのんだりしてました。

 

小説家になりたくて、でもすぐにはなれないし

(そもそもろくに書き上げたこともなくて)

 

じゃあ、文章を書く仕事をしたくて

(でもそれもすぐにやめちゃって)

 

じゃあ、可愛いものが好きだから雑貨屋で働いてみたりして

(でも、他にやりたいことがあるような気がして)

 

でも、年齢も年齢だし、とりあえず適当な手に職つけようかと

 

DTPの勉強したりしてるころでした。

 

根性もなく、口ばっかり達者。

行動力なし。世の中をななめに見て毒吐いて。

 

でも誰かに認めてほしいとほざくような。

 

私のブランドの世界観からすれば全然違うような

そんな痛い23歳でした。

 

(今でも、なぜ私がこんな夢イッパイのファンシーな世界を

仕事にしているのか分からん。)

 

人生もやもや、生きてる実感なし。

失敗したって後悔ばかり。

 

もう若くない。後戻りもできない。

 

大学もやめちゃった。スキルなし、職歴無し。

 

ライジングしまくる自意識とどうしようもない現実。

 

 

そんな時、

 

デザフェスが私の脳天をなぐりました。

 

好きなことやって生きて良いんだ!!

 

 

当時のデザフェスは今とは違って

 

営利目的じゃなくて、

 

好きなことを好きなように表現してる

 

自由すぎる雰囲気があった。

 

こういうこと、やっていいんだ、こういう場所があるんだ。

 

 

デザフェス出る!私はデザフェスでるよ!!!!

 

 

それから、毎年デザフェスに出るのが趣味みたいに

 

なっていったんです。

 

はじめてのデザフェス。

 

ひっどいブース 笑

 

 

 

畳と座卓。器用な姉にぬいぐるみを作ってもらって

もう一人の姉にポストカード描いてもらって

三姉妹でこうやって座ってました。

 

4回ぐらいはこんな感じで

売上げなんて、出展料とトントンぐらいだったけど

 

ひたすら楽しくて。

 

 

でも、

 

本気のハンドメイド作家さんたちがまぶしくて

 

 

だんだん、このままじゃダメだよな~と思うようになっていた。

 

お隣のプロのハンドメイド作家さん同士の会話が聞こえてきた・・・

「月に30万売れたときからさ・・・」

 

さ、30まん・・・

 

それはすごい衝撃でした。

 

出展料が戻ってくればオケ!!!

 

みたいな私には、「ハンドメイドで暮らせるんかい」

 

という世界は衝撃で、まぶしくて

 

本気で憧れました。

 

 

 

でもそれは簡単な道ではなく。

 

 

私は、心底不器用。

 

本当に、縫い物もレジンもなんもできなかった。

 

また、具合悪く、真逆なタイプの姉がおり

とってもきちんとしていて堅実でまじめ、

そしておそろしく器用で、センスもよくて、

 

我が家では、ものをつくるのは姉。

私は、姉のものを壊さないように横でみてるだけ。

 

それは本当に、魔法で

 

私はずっとこう思っていたんです。

 

「世の中には、器用な人間と、不器用な人間の二種類がいる」

 

私は圧倒的後者。

 

なのに、姉レベルの人間が本気出してるるつぼに飛び込もうというのだから

 

正気の沙汰ではなかったわけです。

 

結局、作ったものも、商品として自信がなくて、

 

いつもデザフェスの最後の一時間はこんなん。

 

 

500円とか、800円とかのものしか作れなかった。。

 

もちろん、超超超大赤字です。

 

イラスト雑貨・・・シュシュ(今も作ってるやつ)

転写プリント・・・ポーチにトートバッグ・・

 

いろいろ作ってみた。作っては、ダメで、

これってしっくりくるものなくて。

 

毎週のようにユザワヤ行っては、

 

あたらしい本を買ったり試してみる日々。

 

 

ビーズ刺繍も最初はその一つだった。

 

きっかけは、ダイソーにて。

 

かわいいお花のスパンコールをみつけたこと。

 

 

 

 

最初は4時間ぐらいかかった気がする~!

 

 

そして・・・・

 

 

うーん

 

 

恥ずかしいんですけど・・・

 

 

ドヤ顔でアップしてましたが・・・

 

これが私の人生初の

 

ビーズ刺繍でした。

 

 

写真もひどいけど

 

もう一件アップをどうぞ。

 

 

糸が・・・糸がでてるYO

 

 

裏処理もわからなかったから、

 

アイロン接着フェルトを貼っただけ・・・。

 

わからなかったから、とりあえず3mm厚の分厚いフェルトに刺繍してます。

 

 

ほらっ。

 

こんなんだよ。最初はこんなんだよ。

 

講座とかで、「なかなかウマく作れない・・・」

 

ってお悩みの方もいますが

 

私から言えば

 

「めっちゃウマいですって!!!!!」

 

 

 

 とにかく私は、こうして

 

ビーズ刺繍を作り始めました。

 

日付をみたら、2011年の7月29日でした。

 

その後・・

 

11月のデザフェスでは、ビーズ刺繍は3点ほどを持って行ったのですが・・・・・・

 

 

 

つづきは、また明日♡