2013年3月の過去記事の再アップです。

映画「フライト」

こちらの映画は依存症に苦しむ人、その家族

そして、多くの人たちに見てほしい映画。


私はこの映画は「依存症」の真実が描かれている映画だと思っています。


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今日は、花粉と確定申告と格闘しながらの一日だったので
夜は気分転換に映画に行ってきました。


成田イオンの映画館で見られるチケットをいただいたので
そこでやってるので、、、、
夜やってるので。。。。


と調べて、これにしよう~って思ったのが

「フライト」

飛行機の映画のヒューマンドラマね、それでいっか


という感じで見に行ったのですが、私が今見るべき映画でした(笑)






この映画、アルコール依存症の映画でした。



主人公を演じるデンゼル・ワシントン、ウィトカーはアル中で薬中のパイロット。


離陸直後、機体の故障で急降下。

でもウィトカー機長の神業的な操縦で、奇跡的な着陸をして多くの乗客の命が救われた。

彼にしかできない操縦だった。

彼は英雄になる。。。。はずだった。


事故の原因は整備不良。

でも、彼の血液からアルコールと薬物の検出がされたことから
「犯罪者」として事故調査委員会から追求される。






アルコール依存をテーマにした映画のほとんどが
家族が献身的に支え、そして最後は家族の絆を取り戻す

的なものが多く、これに異議を唱えたいと思っていました。



依存症者にとって、一番必要のないもの

それは
「家族の支え」だと私は思っています。





「依存症」については、きちんと書いていきたいテーマなので
今日はここまでしか書きませんが、
私はこの映画、依存症というものがきちんと描かれていて
納得できる映画でした。




依存症の人

そして依存症の家族の人たち


この映画、ぜひ、見てください。



そして、感想をシェアしてください。


「自分はあんなにひどくないから、まだましだ」

そう思う人もたくさんいるでしょうね。


「うちの人は、あんなにひどくないから、まだましだ」

そう思う家族の人もたくさんいるでしょうね。



違い探しはいい加減、やめましょうね。





私は
きっと、彼はあの瞬間に自分の人生を歩きだしたのだと思いました。





私にとって依存症を知ることは
「生きる」ということを知ることでもあります。



正しく生きるのではなく

人間らしく生きる姿こそ真の美しさ、真の人生だと思っています。



私の残りの人生
この「生きる」ということをとことん追求していきたいと思っています。