無事に終わりました…。
朝、目は全くよくなっておらず、むしろさらに腫れていて
「こんな顔で踊りたくない・・・」
とちょっぴりヒステリーおこして泣きだして。
これは私が決めてはいけないな。と思った。
「泣いたら、目がよけいに腫れてしまうよ。
おかあさんは、出ても、でなくてもどっちでもいいと思うよ」
と語りかけて、
すでに楽屋入りしている先生に電話した。
「とにかく冷やして。
本番だけ出るのでもいいんだよ」
っていう伝言を伝えたら
すっと起きだしてお風呂にはいり、身支度を始めた。
まあ、出ないとは一言も言っていない娘。
先生の言葉で冷静になった。
まあ、それを期待して電話したんだけど。
で、昼に楽屋入り。
とにかく行ってから考えようって。
&ゲネやらないのはやはり心配で。
行ったら先生も、一緒に踊る6年の仲間も、フォローの大人(私のバレエ仲間)も
ずっと娘を励まし続けてくれて。
気持ちが切り替わりました。
途中自分の世界に入っていくのがわかりました。
こういったあたりは芸術家だな、と思う。
さらに先生のマジックのようなメイクで全くぶつぶつが目立たなくなり、
それで娘もすっかり落ち着きました。
ゲネ無事に終了。
そして本番に至っては、ものすごい笑顔で
ゲネでは回らなかったダブルも。
もう、涙涙・・・。
こんな根性のある娘だったんだ。
打ち上げでは、友達とはじけてました。
帰ってから、バレエで一番仲良しの子のママで
私のバレエ仲間から
「娘の心に一緒残るがんばりを見せてくれてありがとう。」
というメールをもらってさらに泣けた。
きっと私も一生忘れない一日。
これから娘はちょっとつらいことがあっても
「あの時あの状況でなんとかなったし!」
と乗り越えて行けるに違いない、と
母は思うのでした。
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