与那国遠征が悪天候で中止になりましたが、
チームのみなさんは次回遠征に向けて士気を高めておられます
近海では、メバル・ガシラがメインでタイも春から活性が上がってくるのではないかと思います。
今日はタイについて考察してみたいと思います
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神経質で釣りにくい、でも釣ったら達成感あり、食べたら美味しいのがタイ。
どんな魚でも釣りたい魚の習性や捕食してる物を知らないと
釣れないと思いますので、考察していきたいと思います
下部の写真は代表的な「マダイ」です (ぼうずコンニャクさんより引用)
●タイの種類について
一口にタイといっても多種多様あり、生息地も様々です。ネット(ぼうずコンニャクさんより引用) で調べてみると、タイ科の魚は8属性あり、
①キダイ属
②クロダイ属
③スパルス属
④セナガキダイ属
⑤タイワンダイ属
⑥チダイ属
⑦ヘダイ属
⑧マダイ属
があるようです。
それぞれの属性について見てみましょう。
①キダイ属
キダイ属には「アカレンコ」「キダイ」「キビレアカレンコ」「ヨーロッパキダイ」があるようです。
「アカレンコ」(上部写真 左上)は有名ですね
「ヨーロッパキダイ」(上部写真 右下)は面白い形をしてますね
②クロダイ属
クロダイ属には「オキナワキチヌ」「キチヌ」「クロダイ」「ミナミクロダイ」があるようです。
「クロダイ」(上部写真 左下)は関西では「チヌ」としてあまりにも有名ですね
雑食性で何でも食べるらしいです
背びれに特徴がありますね
③スパルス属
スパルス属には「ヨーロッパヘダイ」があるようです。
なんか、模様がスズキっぽいですね
④セナガキダイ属
セナガキダイ属には「ホシレンコ」があるようです。
鹿児島県の特産魚みたいです。
背びれの先端にアンテナのように出っ張ってますね
⑤タイワンダイ属
タイワンダイ属には「タイワンダイ」があるようです。
背びれがリーゼントみたいでカッコイイですね
非常に美味しいそうです
⑥チダイ属
チダイ属には「チダイ」と「ヒレコダイ」があるようです。
「チダイ」は頭部に特徴がありますね
⑦ヘダイ属
ヘダイ属には「ヘダイ」があるようです。
結構、美しいですね
⑧マダイ属
マダイ属には「アオボシマダイ」と「マダイ」があるようです。
「マダイ」(上部写真下)は日本全域に生息し、明石のタイは「明石鯛」といわれ、大変美味です
タイの中のタイと言われてて、一番美味しいようです
●捕食してる物
では、タイは何を食べてるのでしょうか
今狙ってる「マダイ」特に「明石鯛」について調べてみると・・・こんな記事が
マダイのトップブランドとして名高い明石鯛。明石海峡は潮流が速く、プランクトンやエビ・カニなどのエサが豊富。回遊しているうちに身が引き締まることかおいしさの秘密。春は「桜鯛(さくらだい)」と呼び季節の移ろいとともに愛でているが、食べておいしいのは秋だともいわれている。夏にカニ・エビをたくさん食べたマダイは、秋に身が太り、脂がたっぷりのっていることがその理由。秋の鯛を「紅葉鯛(もみじだい)」とも呼ぶ。 (2014年 ととけん副読本より)
なるほど、時期、ポイントにもよるんでしょうけど、食べてる物に似せないと釣れないでしょうね
●「マダイ」のタナ
さらに、どんな行動をとってるんでしょうか
それに合わせて仕掛けを落とさないと釣れる訳がありません
こんな記事が出てきました。
砂泥底にいるマダイは底から0.5m~1m、岩礁帯にいるマダイは底から8m~10mにいることが多いそうです。
春先は底潮が冷たく、表層がヌカるんでくるので上ずり、秋から冬に掛けては水温も下がり、水温の安定している底潮から離れず、底でじっとしていることが多いそうです。また、それに伴って100m以上の深場に移動していくことを"落ちる"と言います。
一般的には、秋口はハリスマイナスで攻め、春のノッコミではハリスプラスで狙います。5m位上ずるといわれ、時にはハリス+10mなんてこともあるようです。
(水中カメラマンが見た釣魚考撮 掲載)
「海底が砂地になるとどうしてもチャリコから1kgサイズの幼魚、若魚クラスが中心となる。このクラスは好奇心も旺盛な上、貪欲な面もあるので、比較的釣れやすい。
潜ってマダイを観察すると、特に大物が多く見られるのが、海底から急に小山のように根が立ち上がるような地形の場所。ちょうどロッククライミングするような、ほぼ垂直に近いような立ち上がりをしたような地形で大物がよくたむろしている。
潮が流れていると、その根の潮表側に出て、根の中腹辺りで潮に逆らった向きで中層にホバーリングする。恐らく、潮に乗って流されてくるエサを待つのと同時に、ときには根に群がる小魚を捕らえたりもしているようである。
だが、潮の流れが止まると、マダイの活性も萎えて、根の窪んだ辺りで休んでいることが多い。ちょうど月面に軟着陸した宇宙船のように、根の窪みギリギリのところで腹をこするかこすらないかという微妙なラインで休む。このときは、余程のことがない限り捕食行動には出ない。」
●釣り方
ネットでタイラバ(タイカブラ)の釣り方を調べてみると・・・
基本的に下記の図のような要領です
水深等は船長の指示に従って、根気よくゆっくり巻くしかありません。
即アワセも禁物で、我慢しなければなりません。そこが難しいです
活性が上がってきたら、中層にも上がる時もあるようですが、基本的に底付近でしょうね
タイは、サビキでも釣れますが、是非ともタイラバで釣ってみたいです。
と心の中で言いながら釣るのが一番面白いと思います
でも、そこまでになるには相当の経験が要ると思いますが
シーズンになったら乗りに行きたいと思います
ではでは~