石垣Depthでキャスティング・ムロアジでマグロを狙う

こんにちは、ジギングチームＲ－1です
石垣Ｄｅｐｔｈに二日間釣行でマグロ狙いで行ってきました


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予報では天気は良いのですけれど、風が強く天候はあまり芳しくありません。
釣行、数日前からエースＭ島さんも風邪をこじらせ出発当日まで調整するも
のの、無念のリタイアが決定
前日までのコバ船長の話では、やはり南風が強くてムロアジが獲れる南方面
へは出航は難しいので北方面で勝負をかけるプランが濃厚です

今回の石垣スタメンはムロアジ呑ませタックルとキャスティングタックルとジギ
ングタックルの計３本体制で海の様子を伺いながらの勝負です
ジギングもキャスティングも一通り遊びたいのですけど、やっぱり本命はムロ
アジ呑ませでの一発大物を仕留めたいところです

ホテルでタックルの準備を早々に済ませ、前夜祭をする店に向かうのですが
今回は少し趣向を変えてメンバーでイタリア料理『ペコリーナさん』で頂いてきました

　

　

シェフと相談して全員コースを頂いたのですが、味も量も大満足でいつもの
生ビールではなく、赤ワインをたらふく呑んで一味違った前夜祭を楽しみました
　

初日の釣行はＡＭ６：３０出船です、お世話になってる『ホテル日航八重山』
からは１５分ほどの距離なのでゆっくり睡眠もでき万全の状態で港へ向かうやはり
予報通りに風が強く南方面は断念して北方面に向かうことに・・・

　

ポイントに着くと早速、全員がキャスティングを開始

しかし海は荒れ放題、不安定な足場から投げるのも一苦労
石垣はコバ船長からポッパー系がよく反応すると教えて頂いてたので以前から
プラグＢＯＸに忍ばせていたＢＣポッパーを使用します

ミヨシで投げるザッキーとボスＹさんにヒットするも、サイズは小降りコバ船長が
見つめる魚探にも大きなマグロの反応は全く移りません
途中ムロアジのエサ釣りをやってみますが、これも中々順調には事が運ばず
ツムブリも確保しながら１０匹ほど調達してキャスティングに戻ります。

しかし僕は久々のキャスティングで風は強風やったのでプラグが風に乗って
やってて気持ちが良いし、やっぱりメチャメチャ楽しい
コバ船長の指示で、あまりに反応がないのでボスＹさんは一人ムロアジ呑ませ
でマグロを狙ってる間、僕は黙々とＢＣポッパーを投げ続けます

ようやくヒット

ミヨシで投げてると魚の挙動が凄く見えやすい、バイトした後に口から血を出し
ながら一直線に船側に向かってくるのが一目瞭然、今回はコバ船長にも前回よ
りかなり上手くなったと言ってもらえて凄く嬉しかったです

キャストの基本はボスＹさんから力まないフォームでプラグの重みを感じながら
ロッドのしなりで飛ばす投げ方をじっくり教えてもらってトラブル回数も激減しまし
た、プラグは本日欠場されているＭ島さんが前回釣行で僕がミヨシで爆睡してる
間に精魂こめて石垣ステッカーチューンしてくれたＢＣポッパーです

コバ船長からはマグロはバイトしてから顔を振りながら縦横無尽に走りまわるから
とにかくバイトしたら重みを感じるまで巻く、ひたすら巻く
重みを感じたら思いっきりフッキング、後は魚の挙動を見ながらポジショニングし
てファイト開始、、、とヒット後のアドバイスを思い出しながらやっていました

上がってきたのは１０㌔に満たない小振りのマグロばかりでしたがキャスティング
は動きがあるので面白い、とにかくこの日は石垣ＢＣポッパーが高反応でした
しかし、石垣の日差しはとにかく暑いチリチリに焦げそうな強い日差しです。
ボスＹさんから、くれぐれも熱中症対策は各自しっかりやるようにとお達しが出て
いましたので冷蔵ボトルなどで首筋を冷やしながら釣りにいそしんでおりました

一度、大きなバイトがあったのですが無念のフックアウト、その後すぐに追い食い
があったのですが、これまた１０㌔未満サイズ
コバ船長も色んなパヤオに移動してくれて頑張っていただいたのですが、どのポイ
ンにも大きなマグロの反応は一切なかったと嘆いておられました
石垣パヤオでもマグロがいなくなる時はあるんですね、しかしそれならそれで合わ
せた遊び方しようとボスYさんとヒロさんはフカセ釣りに変更

▼ヒロさんのフカセタックル▼
【ロッド】TENRYU　ディープライダー６onz
【リール】ブルーヘブンＬ５０
【ライン】ウルトラジグマンＷＸ８/３号・４００㍍
【リーダー】サンラインスーパートルネードフロロ５０lb
【フック】オーナーカット針２０号

生餌のムロアジに代用品、ツムブリを釣って楽しんではりました、何て前向
きな釣り姿勢、どこの海に行っても楽しむことができますね

しかしこの日は少し早目に奉竿して明日に望みをつなぐことに・・・。
明日は今日と同じほど風は強い予報ですが、

コバ船長『反応ないより荒れた海でも反応あるほうが
良いと思います、皆さんは荒れた海は大丈夫ですよね』
・・・・と決意表明とも取れる発言
美味しい餃子で腹ごしらえをしましたが魚はあまり釣れてないけれどとにかく体
の疲れが半端ない、船の大きな揺れで下半身がガクガクになっています

二日目は朝５：３０集合で初日より一時間早くに出船です、しかし風が吹き荒れ
港内でも海面がざわついています、今日は気合入れて頑張らないと・・・

ポイントまでの道中は、まるでアトラクションのような揺れでしたがポイントに着く
頃にはすっかり体が慣れてあまり気にならない状態に・・・

まずはキャスティングで海の様子を伺いますが、南面でもマグロはお留守。
投げども投げども大きなマグロは現れてはくれません
コバ船長から昨日と同じで魚探にも大きなマグロの反応は全くありませんとの
悲しいお知らせ・・・。

途中、船中に珍しいお客さんが飛び込んできました
荒れてる海上の中、ムロアジサビキを落とすこともできないままキャスティングを続ける

このままでは大阪に送れるマグロが一本もないまま奉竿になってしまう事をメンバー全員
が覚悟していました

コバ船長『せっかく昨日ムロアジ獲ったんで呑ませをやりましょう
　　　　　　マグロが駄目でもカジキ狙いならありかもしれませんよ』

昨日からの生き残りムロアジは３～４匹、最後のひと流しに望みを託すにしてもあまりにも薄
い望み、ここはムロアジ呑ませ精鋭部隊のボスYさんとヒロさんが先陣をきることに・・・


ムロアジ呑ませをした瞬間でした・・・・

ボスYさん『キタァ～～～ッ』

コバ船長『よっしゃあ、キタキタキタぁ』

一気に盛り上がる船中、静まり返ってた沈黙を破る起死回生の雄叫び
荒れる海上でしなるロッド、しかし大物を何本も釣り上げてるボスYさんは動じない。
ものの数分で海面に魚体が見えてくる、僕はミヨシから見てたのですが普段はゆっくり
と円を描きながら上がってくるのですが、今回は円がデカイし回るスピードが半端ない
一番最後に動画を載せておくので一度、見て下さい

上がってきたのは３０㎏の丸々太ったキハダマグロ、
コバ船長『元気な内に上がって来たんでしょうね、
　　　しかし危なげない安定のファイトでした、良いファイトでした』
　　　　・・・と称えるほどのファイトでした

▼ボスYさん’ｓ 呑ませタックル▼
【ロッド】剛樹ブラックバイト・スタンディング１６-ギンバル仕様
【リール】ブルーヘブンＬ１２０-Ｈｉ
【ライン】ウルトラジグマン６号
【リーダー】プレミアム万鮪４０号
　　　　　　　プレミアム万鮪６０号（５０㎝）・・・歯切れ防止
【フック】オーナーカット針２４号

僕も今回、ジギングロッドすら握ってないので呑ませをやってるヒロさんの横で思いっきり
シャクってみる事にしました

ヒロさん『よっしゃあ俺もキタァ～』

おおっ僕は水深１５０㍍付近までジグを落としてシャクリ始めた時でした

ゴツン

ツン『フィッシュ、オ～ン』

しかしジギングと呑ませで釣り方が違うのでラインがクロスして無念のラインブレイク
望みはヒロさんに託されました、ヒロさんも安定のファイトで魚との距離を縮める

上がって来たのはボスYさんと同サイズの丸々太った３０㎏キハダマグロ
最後の最後でドラマは待っていた、値千金のマグロを計６０㌔ＧＥＴ

▼ヒロさん’ｓ 呑ませタックル▼
【ロッド】剛樹ブラックバイト
【リール】シマノ　ジガーＬＤ４０００
【ライン】ウルトラダイニーマ５号
【リーダー】下田漁具漁師のハリス　フロロ４０号
【フック】オーナーカット針２６号

僕は最後に残ってるツムブリで泳がせをやってみましたが元気すぎて暴れてるかどうかも
わからないままストップフィッシングになりました

最終日のラスト流しでミラクルヒットで延長ひと流しがありましたがコバ船長の判断で少し
早目の帰港となりました、今回は少し難しい釣行になってしまいましたが来年のリベンジ
釣行をコバ船長に予約して帰ってきました

最後の２本がなければ散々たる結果になったのですが、何とか面目は保たれました

最終日は『石垣屋さん』で美味しい焼肉を食べたのですがビールから肉から
旨しの連発、疲れに疲れた体に染み渡ることこの上なし
たらふく肉を食べ尽くした後にメンバー全員でデザートラーメンを食してホテルに戻り
ました

７月は１６～１９日まで与那国・瑞宝丸さんの釣行が決まっています
ボスＹさん・ヒロさん・ザッキーはタイミングが合えばラストメバル釣行にも行く
みたいです。さぁ夏も目前、どんどん釣りを楽しみます、乞ご期待

動画もありますので是非ご覧ください